マラソン大会の救護班としてボランティア活動を行いました!

救命センターブログ

こんにちは 救命センター看護師の阿部です。

先日マラソン大会で魚沼基幹病院から、5人が救護班としてボランティア活動を行ってきました。

参加者が約3000人のマラソン大会で幅広い年代の方々が個々の目標を掲げ走っており、その姿に感動しました。

 

救護班の活動としては、重症な人はおらず、無事に大会も終了し本部に戻っていました。

その時に「もどってきてー」と海岸全体に響く声で女性スタッフが心臓マッサージをしている姿を発見しました。

ランナーの人の心臓は止まっており、すぐに心肺蘇生が必要な状態でした。

命のバトンを繋げてくれた女性スタッフと変わり、我々救護班で心肺蘇生を開始しました。

日々の業務の中で訓練してきたことを生かして心肺蘇生に取り組み、無事ランナーの方は無事意識も戻り救急車で搬送されました。その後、救急隊からは「完璧な対応でした。」とお言葉をいただきました。

日々の業務のなかでの知識と訓練で培われた技術を地域の救命活動に生かせた体験でした。日常生活でどんな場面でも対応できるように今後も日々の学習と訓練に励みたいです。

よくアクセスされるページのご案内