6月14日 院内感染対策研修会「消毒薬」 時代劇では酒を吹きかけて消毒・・・

病院長ブログ

本年度第1回院内感染対策研修会のテーマは「消毒薬」。

手の消毒、傷口の消毒、処置や手術の際の消毒・・・・

感染防止のために消毒薬は欠かせません。

166名が参加し、消毒薬の種類や使い方をみっちり勉強しました。

 

子どものころ見た映画は時代劇ばかり。

刀で切られると、口に含んだ酒を勢いよく吹きかけ、簡単に処置して、またチャンチャンばらばら。

 

お酒で消毒、いいかも?

今日の講義では、アルコール消毒には70%くらいの濃度が必要だそうです。

日本酒は15~20度(%) 。 

浦佐駅前でチャンバラに勝ったにしても、まだ魚沼基幹病院はないし、傷口が化膿してたいへんだったでしょう。

 

魚沼市須原・玉川酒造には、46度の日本酒「越後武士(えちごさむらい)」が。

ロックで飲むとまろやか味の銘酒ですが、このお酒をもってしても消毒は無理。

お酒は消毒など考えず、楽しく美味しく飲むだけに。

 

「そんなの当たり前だろう」とお叱りの声が聞えてきそうですが、

酔って転んで、すり傷を作ったときの話と聞き流してください(^ ^;。

 

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