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前院長・内山聖のブログ。院長の目線から、院内外のできごとを綴ります。

3月25日 医学部長中会 学生は「かみだのみ」、先輩は「かみに頼らず」

※今日のブログは平成25年6月17日ブログの続きです※

 

医学部長中会(長岡高校医学部同窓会)の卒業祝賀会が開催されました。
学生28名、先輩医師18名が参加。
卒業生からは大きな希望、先輩からは大きな期待の挨拶。

 

最後に、「わが中学のその位置は・・・」で始まる第一校歌の斉唱。
新入生として参加した47年前も、大きな声で歌いました。

 

学生は「かみ(紙)だのみ」、
先輩は卒業年度が早いほど「かみに頼らず、信じるのは自分だけ」
の構図はここ20年ほど変わりません。

 

最高齢、85歳の笹川先生(新潟市民病院名誉院長)、さすがです!
背筋はしゃんと、かみを超越して、大きな声で歌われました。

 

校歌斉唱

医学部長中会集合写真

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3月24日 医療情報運用、医療機器選定、わくわくしっぱなし・・・

第2回医療情報部会&第3回医療機器選定部会が
新潟大学医歯学総合病院会議室で開催されました。

 

医療情報は、病院全体と各部門別に28ものワーキンググループ(WG)が。
部会長は、医歯学総合病院医療情報部准教授の寺島健史先生。
7月まで基本設計、8月からは詳細設計の検討を行い、
来年の今ごろは、テスト・リハーサルが始まっています。

 

医療機器選定部会の部会長は、泌尿器科学教室准教授の西山勉先生。
医歯学総合病院がこれから導入を検討している最新の機器も
リストアップされています。
最終的には入札で決まりますが、
リストアップされた千数百の医療機器からも、
各診療科の意気込みが伝わってきて、思わずわくわくしてきます。

 

医療情報システムも医療機器もすべてが新しい出発。
研修医の教育も、新しい発想と新しいプログラムで、全力で対応します。
こちらも今からわくわくしています。

 

第2回医療情報部会&第3回医療機器選定部会 様子

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3月17日 天理よろづ相談所病院見学 総合診療の伝統と実績に圧倒されました!

病院長の太田茂先生のご配慮で、
魚沼地域医療教育センター長の高田先生と一緒に
天理よろづ相談所病院」を見学してきました。

 

最初にお会いした救急診療部部長の泉知里先生は、
救急車で搬送された患者さんの処置を終えたばかり。
その後、総合診療教育部部長の八田和大先生がパワーポイントを使い、
研修医教育について詳しく説明してくれました。

 

天理よろづ相談所病院は40年も前から総合診療教育部を設置し、
総合内科を中心に卒後臨床研修に力を注いでいるとのこと。
研修医にとって、なんでも診られる、研修医が主治医、教育が厚い・熱い
というのは魅力です。

 

八田先生のお話を聴いているうち、
高田先生と「若かったら、この病院で研修したいねえ」
と意見が一致。

 

日帰りの強行日程でしたが、充実した1日でした。
魚沼基幹病院でも、多くの先進病院の事例を参考に、
また私たちの思いを込め、全国に誇れる教育体制を作ります。

 

天理よろづ相談所病院

八田先生

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3月15日 第10回小児政策医療研究会 at 慈恵医大

小児政策医療研究会に出席のため、
東京慈恵会医科大学に出かけてきました。

 

代表幹事は、前慈恵医大小児科教授の衛藤義勝先生。
今回のテーマは「患者に寄り添う難病・障害児医療」。
患者さんの側から医療の在り方を考えようという、
とても大切なテーマです。

 

シンポジウムには、患者家族の会代表の方たちも話をされました。
私たち医療人は、患者さんのために存在しています。
魚沼基幹病院でも、この原点を忘れることなく、
患者さんの側に立った医療を実践していきます。

 

慈恵大学病院

魚沼基幹病院

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3月1日 未来の自分のために! 医学生大交流会 in 新潟 

医学生第交流会 ポスター

「未来の私のために! 」は
「医学生大交流会 in 新潟」のメインテーマの一つ。

 

「学生時代に出会うべきこと」という副題がついていますが、
情報が溢れ、選択肢も多様な現代社会では、まさに十人十色でしょう。

 

医学の勉強は「must」ですが、
「I suggest」として一般教養を身につけ、
さらに多くの人と交流を深めてもらいたいものです。

 

一年前、長岡高校医学部同窓会「長中会」の席上、
学友会委員長本間博文君と副委員長永井貴大君から、
「内山先生、来年3月に医学生が集まる会があるので、魚沼基幹病院について話をしてくれますか」と。

 

ずいぶん先の話、と思っていたのですが、あっという間。
でも、その間に基幹病院は着々と準備を整えてきました。
医学生にメッセージが少しでも伝わったなら幸いです。

 

医学生第交流会 様子

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2月28日 モンゴル健康科学大学長、魚沼基幹病院を見学。ガイハムシグタイ!

モンゴル健康科学大学のバトバトール学長が
新潟大学との交流協定打合せのため来日。

 

新幹線で新潟市に移動途中、朝一番のきわめて慌ただしい日程で
魚沼基幹病院を訪問しました。

 

副学長は午後から医歯学総合病院で合流するため、
ダンガ―看護学教授とお二人による視察でした。

 

モンゴル健康科学大学は、国内唯一の医師養成機関で、
看護学部や薬剤学部もあるとのこと。
ただ、これまで附属病院がなく、
魚沼基幹病院とほぼ同じ規模の病院建設を計画しているようです。

 

雪にびっくりしながらも、
「とても大きくて、立派な病院。附属病院を作るときの参考にしたい。
ガイハムシグタイ(素晴らしい)!」
と感想を述べておられました。

 

バトバトール学長とダンガ―看護学教授

見学の様子

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2月26日 3階建て30室の研修医宿舎、快適です

3階建て30室の研修医宿舎がほぼ完成。
現地での会議の合間に、中に入らせてもらいました。

 

1階が駐車場。
敷地内は融雪装置が張り巡らされており、
冬でもスムーズに移動できます。

 

お風呂や台所を入れ、部屋全体の広さは約16.5畳。
うち居間が7.4畳。
そのほか、サンルームも。

 

研修医の皆さんのために、ハードだけでなく、ソフトも
着々と準備を進めています。
快適、充実、満足の研修医生活を送ってもらえるよう、
絶えず努力を続けていきます。

 

研修医宿舎 外観

研修医宿舎 内観

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2月20日 平野歩選手 県民栄誉賞おめでとう。ミー・ヒム?の私も県庁玄関に

県民栄誉賞受賞のため、平野歩選手が新潟県庁に来庁されました。
11時半ころ到着との庁内放送があり、私も早速、

 

「われながらミー・ハーだなあ。いや、この場合は、ミー・ヒムかな」

 

など一人おやじギャグを呟きながら、県庁正面玄関に・・・
すでに黒山の人だかりでした。

 

「日本勢最年少で、本県初の冬季五輪メダリスト」
と記録づくめの平野選手。

 

4年に1回しかないオリンピックの本番で、
持っている実力をそのまま発揮したというのは素晴らしいことです。
強い精神力にもびっくりします。

 

華やかなオリンピックのニュースを横目に、
最後の追い込みに頑張っている受験生も多いことでしょう。
2月25日に国立大学二次試験の前期日程が始まり、
3月11日は新潟県公立高等学校の一般選抜。
受験生の皆さんも持っている力を十分に出し切ってほしいと
願っています。

 

平野歩選手

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2月12日 県医師養成修学資金「重点コース」医師のためのキャリア支援会議

「第5回地域医療を担う医師養成・キャリア形成支援検討委員会」
が開催されました。
委員長は、医学部長に就任したばかりの牛木辰夫先生。
基礎医学講座の先生ですが、臨床医学にもとても理解があります。

 

現在、県医師養成修学資金(※)を貸与されている
「重点コース」医学生は73名。
質、量ともに頼もしい集団です。

 

この委員会では、かれらが地域医療のprofessional doctorとして育つよう、
さまざまな角度から検討を続けてきました。
まさに少子高齢化時代に国が求めている医師の姿そのものです。

 

近いうちに医学部教授会で承認を得て、該当の医学生にも説明があるとのこと。
地域完結型医療を実践する魚沼地域の医療の核として、
基幹病院も全面的にバックアップしたいと強く願っています。

 

※重点コースと一般コースがあります。詳しくはこちら

 

第5回地域医療を担う医師養成・キャリア形成支援検討委員会

第5回地域医療を担う医師養成・キャリア形成支援検討委員会 開催通知

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2月12日 平野歩夢選手、銀メダルおめでとう! 近代オリンピックと同じころに始まった医学部大運動会

ソチオリンピックで新潟県出身の平野歩夢選手が
銀メダルを獲得しました。
本番で実力をそのまま出せるというのはすごい!

 

スポーツは、やるのも観るのも楽しいですね。
新潟大学医学部では毎年春、医局対抗大運動会があり、
硬軟取り混ぜた種目が朝から夕方までびっしり。
パリで第2回近代オリンピックが開催された翌年の
1901年から100年以上続く、伝統行事です。

 

2010年の大運動会で、小児科はなんと78年ぶりに総合優勝。
あの感激はすっかり忘れていましたが、
つい先日、そのときの看板の原画が小児科医局に届いていると
連絡がありました。
小児科新年会の折、水戸済生会病院出張中の黒沢大樹先生が
持参してくれたそうで、まさにサプライズプレゼント。

 

10年位前までは壮年の部リレーに出たこともあるのですが、
心と体の分離現象で足が進むどころか足を引っ張り、
予選突破が精一杯。
この優勝した運動会では、ムカデ競争、パン食い競争、ミスコン(?)、
仮装大会などでちょっぴり貢献しました。

 

魚沼基幹病院準備室は、元・現スポーツ選手がいっぱい。
ここでも毎日、元気をもらっています。

 

医局対抗大運動会 看板

看板原画

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