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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
救命センタースタッフが不定期、順不同で書き綴ります。

地域のイベント。住民とふれあえた鮎祭り。

救命センターの霜垣です。

 

7月24日(日)、浦佐で「生ビール&鮎祭り」が行われました。

地元の大きなイベントであるこの祭りに、

当院はブースを頂戴し、医師を含め6名の医療スタッフが参加しました。

救命センターからは3名が参加でした。

 

ブースで何をしていたかというと、

展示コーナー、体験コーナー、健康相談コーナー

です。

 

展示コーナーでは、当院の災害対応機能を知ってもらえるよう、

災害関連資機材の展示やDMATユニフォームなどを展示。

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体験コーナーでは、心臓マッサージやAEDの操作を体験していただきました。

特に、小学生の子どもたちが喜んで体験してくれました。

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健康相談のコーナーでは、血圧測定や体脂肪測定をし、

その後、当院医師による健康相談や

管理栄養士から食事についてのアドバイス。

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若い世代から高齢の方まで、当院ブースにお越しいただきました。

「話を聞けてよかった」と安心された方もいらっしゃって、

私たちも嬉しかったです。

 

開院して1年。

地域の方の声を直接聞くことができた貴重な1日でした。

 

 

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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JPTEC

今日のブログは、

6/19に当院で行われたJPTECに参加したスタッフから

ちょっと感想を聞いてみたいと思います。

 

※JPTEC・・・日本救急医学会公認の病院前外傷教育プログラムのこと

 

 

<救命センター 山本>

 

私は今年の5月からER(救急外来)の勤務がはじまり、

外傷看護などは経験がない分野でした。

JPTECを受講するにあたり、救命センターのスタッフからも

練習に付き合ってもらったりと、準備もしてきました。

(付き合ってくれたスタッフ、ありがとうございました)

 

実技試験の時は緊張しましたが、とても楽しく受講できました。

外傷に対する対応の仕方がわかっただけでなく、

普段あまり関わらない救命士さんたちとも関わることができ、

貴重な場になりました。(カッコヨカッタ)

今後の勤務に役立ちそうです。

 

 

<救命センター 渡部>

 

JPTECで緊急処置のブース長を務めました。

インストラクターとしての参加は何度もあるのですが、

ブース長は今回で2回目。

スタッフと打ち合わせしたり、内容を考えたり、

当日の進行を考えたりと、

インストラクターとして参加したときよりも様々な

ことに目配りしなければならず、大変でしたが、

スタッフのみんなの協力が無事終えることができました。

 

JPTECは院外の活動ではありますが、

院内に置き換えて役立てることもいっぱいあります。

救急隊と院内で継続した処置や観察をするためにも

大切な技術だと思います。

 

7月以降はコース内容が少し変更になりますが、

これからたくさんの受講者が院内からも

出てくれるといいなぁと思います。

 

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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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英語トレーニングプログラム~救急編~

こんにちは。

救命センターの山本です。

 

6月もあと10日足らずとなってしまいましたが、

今月あったことを書いてみようかと思います。

 

 

<英語トレーニングプログラム>

 

開院後より、救命センターには時々、外国人患者さんが

入院されていました。

日本語だけでは円滑なコミュニケーションができず、

英語で会話できたら患者さんも安心できるだろうな・・・

と、はがゆい気持ちでした。

 

英語トレーニングプログラムは、座学とロールプレイング。

ロールプレイングでは、実際に外国人の方とコミュニケーション

するわけですが、これがなかなか大変!

でも、もっと英語を話してコミュニケーションがとれるように

なりたいと思ったので、勉強を継続して、

英語でコミュニケーションできるナースになりたいです☆

 

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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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勉強会に参加して ~振り返りと、反省と。~

救命センターの長谷川です。

 

去る5月14日、新潟市民病院で開催された

「第2回 新潟集中ケア勉強会」

に参加しました。

 

今回の勉強会では、

「最新のJ-PADガイドラインについて学んでみよう」

というテーマで、

私はせん妄について発表させていただきました。

 

せん妄とは、

精神状態の急性変化、注意力の欠如、

無秩序な思考を症状とした急性の脳機能障害

と考えられています。

 

臨床で注目されはじめてから日が浅く、

まだ治療も確立しているとは言えません。

そのため、せん妄に対する介入といっても

なかなかピンとこないのが現状だと思います。

 

せん妄予防のためには、

痛みの緩和

療養環境への配慮

ストレスの軽減

早期リハビリテーション介入

などが必要となります。

 

当院の救命センターでは、

昼夜のリズを整えることや、

静かな睡眠環境を整えることなど、

小さなことから少しずつ取り組んでいけるよう

心がけています。

 

今回の勉強会では、自分自身の日々の看護ケアを振り返る

とても良い機会でした。

 

 

また、他病院のスタッフともディスカッションする時間も

あり、多くの施設から抑制について意見が挙がりました。

多くの人が、抑制はしたくないけど事故防止のためには

やむを得ないのか・・・というジレンマを抱えていることがわかりました。

当院でも抑制の問題については、大いに話し合っていく必要がある

と思います。

 

 

今回の勉強会で、他施設・他職種の方々と話し合うことで、

自分自身もっと勉強しなければならないと

強く感じました。

本当に有意義な時間を過ごすことができて

よかったです。

 

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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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災害研修のこと

こんにちは

救命センター看護師の小幡です。

 

このたび、独立行政法人国立病院機構災害医療センターにて

3月14~16日の3日間かけて開催された

全国災害拠点病院等災害医療従事者研修に参加してきました。

 

魚沼基幹病院は、新潟県内にある「災害拠点病院」の

1つに指定されています。

災害拠点病院とは、災害時の医療救護活動において

地域の中心的な役割を担う病院として

位置づけられています。

 

今回の研修では、災害時の混乱した状況、限られた資源の中で、

どのように行動したらより多くの被災者を救えることができるのか、

平時から災害に備えてどのような対策を取っていけばよいのか、

講義・シミュレーションを通して学ぶことができました。

 

中越地震が起きたとき、私はまだ中学生でした。

電気が消え、家族とも連絡がとれず、避難所へ避難して

不安な日々を過ごしたことを覚えています。

 

災害時、少しでも被災者の不安を取り除くことができるよう、

そして、魚沼基幹病院が地域住民の支えとなるよう、

日頃から準備と訓練を重ねていきたいと思います。

 

訓練

写真は防災訓練の様子です

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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第1回うおぬまメディカルラリー開催で、さらなるチーム力アップ

こんにちは。

救命センターの霜垣です。

 

2月27日、魚沼メディカルラリー実行委員会の主催で

うおぬまメディカルラリーが開催されました。

当救命センターのスタッフも、メディカルラリーの

運営スタッフ(ボランティア)として多く参加しました。

 

※メディカルラリーとは?

医療チームが、模擬の傷病者を診察して、決められた時間内に、どれだけ迅速で正確に治療を行なうことができるかを、競い合う競技会のことです。具体的には医師や看護師、そして救急救命士がチームを組んで、出動指令に従い、指定された場所へ出動します。模擬の傷病者は、さまざまな決められた演技をするので、それに対する的確な救急処置を行っていきます。

 

 

企画段階から関わったスタッフや

当日の運営をサポートしたスタッフなど、

いろんな関わり方でメディカルラリーをお手伝いしましたが、

皆一様に目標としていたのは

「スタッフも選手も楽しめるメディカルラリー」

でした。

 

運営スタッフとして関わったのは、

当院スタッフのほか、消防の有志。

仕事が終わった後、時間を作って集まり、

あれやこれやと企画を練っていました。

 

そんなスタッフたちは、こんなことを思っていたようです。

・地域の皆様にも災害や救急への取り組みを知ってもらいたい。

・メディカルラリーを楽しみにしている方に応えたい。

・魚沼をアピールしたい。知ってもらいたい。

・消防と病院と、もっともっと連携したい。

・ラリー参加者の学びの場であることはもちろん、

 運営スタッフとして参加した人たちにとっても学びの

 場になるようにしたい。

 

そんな様子、想いを目の当たりにして、

私自身、熱い想いのスタッフが本当にたくさん

いることに気付かされました。

 

ボランティアとはいえ、

メディカルラリーにスタッフとして参加したことを通じて、

また一つ、救命センターのチーム力もアップしたような気がします。

本当に嬉しく思います。

 

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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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救命センター新人看護師奮闘記 ~激動の1年を振り返る~

はじめまして。

救命センター看護師長の霜垣です。

 

今年の冬は、本当に雪が少なく・・・

スキーによるケガがあるものの、

除雪による事故はかなり少ないので、

ホッとしています。(安全がなにより!)

 

今年度も、残りわずかとなりました。

昨年4月に新人看護師として救命センターの仲間に

加わった6人の若者たち。

 

地道に目標に向かって、

やりがいを持って日々取り組む後ろ姿は、

たくましい限りです。

 

6人も、4月からは看護師2年目に突入。

1年を振り返りつつ、来年度の新人さんに向けたメッセージを

書いてもらいましたので、ご紹介!

 

○様々な症例があったけど、先輩のアドバイスをもらいながら

 勉強していける環境です。みなさんと一緒に働くのを

 私たちも待っています。

 

○毎日いろいろなことがあり、そのどれもが勉強になります。

 新しいことばかりで大変ですが、やりがいはあります!

 

○日に日に回復していく患者さんを見るたびに、

 看護師になって良かったと実感できます!!

 

○様々な疾患、様々な年代(子どもからお年寄りまで)の患者さん

 を受け持たせてもらった一年でした。

 学びの多い環境です!一緒にがんばりましょう!

 

○救命センターでは、一般病棟とは違った経験ができました。

 苦労もあったけど、学びが多い一年でした!

 

 

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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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感染性胃腸炎が流行してきています!!

救命センター山口です。

今回は感染性胃腸炎の原因ノロウィルス(ノロ)のお話をします。

 

1月になり、嘔吐、下痢で受診するこどもさんが

急激に増えてきています。

このような感染性胃腸炎の原因はノロが多いです。

ノロは非常に感染力が強く、

わずか10個〜100個くらいでも

感染が起きてしまいます。

ヒトからヒトへうつっていくのは、

ウィルスで汚染された手や食べ物を介して

ウィルスが口に入ってしまうからです。

 

飛沫感染や空気感染も知られてはいますが、

頻度は多くはありません。

ほとんどが口からはいったノロによるものです。

ノロにかかった人の嘔吐物や下痢便のなかには

無数のウィルスがいるのです。

感染してから症状がでるまでの潜伏期間は

1〜2日間といわれています。

嘔吐物のあとかたずけの際に感染したり、

手洗いが不十分であると

家族内で流行がおきてしまいます。

 

予防はとにかく手洗いです。

ノロはアルコール消毒では死滅できません。

手洗いは石鹸をつけて、

流水でしっかりと洗い流しましょう。

 

嘔吐物のあとかたずけはタオルやペーパーできれいに拭き取り、

飛び散らないようにビニール袋にいれましょう。

 

ノロには次亜塩素酸ナトリウムが有効です。

最後の仕上げは次亜塩素酸ナトリウムで拭いてください。

この次亜塩素酸ナトリウムは、

ハイター、キッチンハイターという名前で

市販されているものです。

これを水でうすめて使用します。

ワイドハイターは成分が違いますので使用できません。

ヒトの皮膚には使用できません。

注意してください。

 

ハイター・キッチンハイターのうすめ方です。

空いた500mlペットボトルを用意してください。

手にハイターがつくとよくありませんので、

手袋を着用してください。

 

ペットボトルキャップ約1/2杯のハイターと水を

ペットボトルにいれて満タンにしてください。

これで約0.02%(200PPM)次亜塩素酸ナトリウム濃度です。

これを湿らしたタオルやペーパーで拭いてください。

 

まな板、調理用器具、ウィルスのつきやすい便座や

ドアノブなども、これで拭いてください。

金属は腐食しやすいので、

その後の薬剤の拭き取りには注意してください。

 

ノロの検査はできますかという質問が多いのですが、

ノロと診断ができても特効薬はありませんので、

調べてもあまり意味はありません。

ただし、3歳未満のこどもさんと65歳以上のかた、

癌の治療中のかたには検査ができます。

 

治療ですが、嘔吐、下痢で大量の水分が失われます。

これを補うためOS-1(オーエスワン)を飲むのがよいでしょう。

飲むと言っても、小さじ1杯を間隔をあけて

少しずつ飲むのがおすすめです。

吸収がよいので、嘔吐してしまったとしても、

それ以上に吸収できている可能性があります。

それでもよくならないのであれば

病院に電話相談をしてください。

必要があれば点滴などをすることがあります。

 

現在、インフルエンザが流行してきています。

感染性胃腸炎で病院にいったら

インフルエンザまでもらってしまったということもあり得ます。

症状がひどくないのであれば、自宅で対応するのもよい方法です。

 

救急外来

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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救命センタースタッフが不定期、順不同で書き綴ります。

私が魚沼基幹病院救命センターにいる理由

初めまして、救命センター看護師の入田です。

 

私は、魚沼基幹病院に就職する前は、群馬県で働いていました。

ちなみに、出身は十日町市です。

いつかは地元で働きたいと想いながら、県外で働いていました。

 

いざ地元に戻ろうと思ったときに、どこの病院に就職しようか悩みました。

せっかく変えるなら、地元の人が通う病院がいいな。

雪道でも家から通えるところがいいな。

救急看護を続けたいな。

などなど。

 

そんなとき、救命救急センター長の山口先生のブログを見つけました。

山口先生のブログには、地方病院の限られた医療機器やスタッフの中で

懸命に救命を行っている様子がありました。

そして、ブログに最後には、魚沼基幹病院のセンター長になるために

新潟大学に行ってきますと書かれていました。

 

私は、どんな先生だろう、私も地元の人のために先生と一緒に

がんばりたいなと思い、魚沼基幹病院に就職を決めました。

 

働き始めてから思うことは、また今度書いてみようと思います。

このブログを見て、

魚沼基幹病院で働いてみたな、とか

地方の救命センターってどんな感じなのか、とか

ちょっとでも興味をもっていただけると嬉しいです!

 

ヘリ搬送訓練の様子

 

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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こどもの発熱

救命センター山口です。

 

今回のテーマはこどもの発熱です。

救急外来で電話相談の数も含めれば、

もっとも件数の多いのがこれです。

 

こどもは熱が出やすく、

成人(高齢者)と比較して入院が必要になるのは、

グッと少ない率です。

 

発熱以外の症状がなければ、

夜であれば様子をみていて

翌日の日中の診療時間に受診でよいでしょう。

 

ぐったりしている、おしっこが出ない、水分もとれない、

などの症状がある場合には、

受診が必要になりますので電話で症状をお伝えください。

 

私たちの救急外来では、

まず電話でこどもさんの容態を聞いています。

そこで、すぐの受診か、日中まで待てるのかを判断しています。

これを電話トリアージといって、

重症度の判定を電話によっておこなう方法です。

もちろん実際にこどもさんをみているわけではないので、

容態が悪化するようであれば再度電話をし、受診してください。

 

翌日まで待ってよいでしょうと勧めると、

断られたと誤解される方もいるのですが、

そんなことはありません。

私たちは一定の判断のもと活動しております。

ご理解とご協力をお願いいたします。

 

私たちの救命センターには、

3次救急対応の患者さんが運び込まれることがあります。

3次救急のとても重症な方の治療には多くのマンパワーが必要で、

しばらく他の患者さんの対応ができなくなることもあります。

 

日本小児科学会の【こどもの救急】というサイトがあります。

こどもの症状から、すぐに受診がよいのか、翌日まで待てるのかがわかる

便利なサイトです。

スマートホンからでも利用できます。

きっとお役に立つと思います。

 

こどもの救急