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腎疾患診療のいろはを学んで

研修医1年目のNです。

スーパーや直売所で西瓜を目にするようになり、夏がやって来たと感じる日々です。

さて先日、腎臓内科の先生が「腎疾患診療の最初の一歩」というレクチャーを開催してくださいました。研修医や専攻医の先生、臨床実習中の学生も参加しました。

血液検査や尿検査の項目ごとにわかる病態や疾患、腎臓内科で使用する用語、近年の研究結果などについてご教授いただきました。個人的に最も印象に残っているのは「腎機能を示すeGFRという数値が歳を重ねると自然に低下する」というお話です。患者さんの年齢に応じて検査結果の捉え方は変わってくる、という当たり前だからこそ忘れてしまいがちな観点を再認識できました。


検査結果から病態を判断する際、患者さんの病気の背景にあるものを考慮することは大切ですね。
まずは日々の研修で意識的にやってみて、いつの間にか自然にできるようになりたいです。