令和５年度患者満足度調査集計(速報)をお知らせします

令和５年7月から9月、入院患者さんと外来患者さんの満足度調査に取り組みました。
患者の皆様からご協力いただき、入院患者さん189人、外来患者さん890人から回答をいただきました。ご協力いただきありがとうございました。
アンケート結果の速報を報告します。

入院患者

総合評価では、患者さんの62.1%が「とても満足」と答えており昨年より2.9ポイント、満足度を５点満点とした場合の平均点は4.49点で昨年より0.05ポイント高くなりました。「医師による診療、治療内容」の項目の平均点が0.07ポイント向上したことが寄与しています。総合評価の平均点は、このアンケート調査に参加した全国の66病院の中では24位となりました。また、各質問項目とも66病院の平均点以上の点数でした。特に看護師に対する満足度は、昨年に引き続き4.71点と高水準を維持しています。

注)「ベンチマーク」のグラフ
日本医療機能評価機構の患者満足度調査に参加した他病院との比較を示すグラフです。各質問項目の線上にある箱の真ん中の線は上位50%を、箱の右端は上位25%、箱の左端は上位75%を表し、赤丸は当院の平均点を示しています。箱の右側にはみだしている項目が当院の長所であり、箱の真ん中の線より左に位置している項目が、当院が改善を急がなければならない項目です。

外来患者

総合評価では、患者さんの34.4%から「とても満足」とお答えいただいていますが、昨年より2.1ポイント低く、平均点でも4.00点と昨年より0.1ポイント下がりました。低下したのは「診察までの待ち時間」の項目の平均点が0.26ポイントと下落したことが大きな要因です。平均点はいずれの質問項目でも低下しており、地域の医療機関と機能分担を図り、外来診療のひっ迫を解消することが求められています。なお、自由記述欄には「待ち時間が長い」という意見のほか、「駐車場」に対する不満の記述が多く認められました。

今後、さらに分析を進め改善策を検討し、より良い病院づくりに生かしていきます。

 担当　魚沼基幹病院　患者サービス向上委員会　事務局