科目、職種、地域の枠を超えて、「チーム魚沼」始動します
現在の医療は、疾病の理解、治療法、さまざまな検査や機器の進歩、さらに社会のあり方の変化から、各職種がチームとして働くことが必要とされています。
そのチームの真ん中にいるのは、患者さんです。医師は診療をして方針を定めますが、検査や看護、リハビリの部門など、それぞれの職種と情報や意見を交換し合い、患者さんの入院から退院まで一貫してチーム力を発揮していくことが何よりも大切です。相互にコミュニケーションをとることは、異なる職種の考えや知識、技術を教えあい、学び合うこと。経験と知識をより深められることがチーム医療の大きなメリットでもあります。
院内はもちろんですが、魚沼基幹病院は地域の医療再編の中で中核的役割を果たします。患者さんの診療情報などを共有する医療情報ネットワーク「うおぬま・米ねっと」(平成26年4月運用開始)を活用すれば、患者紹介の効率化が実現し、スムーズな転院も可能となります。
魚沼基幹病院は新しく誕生する病院です。私たちと一緒に、全国の地域医療のモデルとなるような「チーム魚沼」をつくっていきましょう。
業務情報
診療科目(予定)
総合診療科、内科(循環器内科、消化器内科、呼吸器内科等)、神経内科、
外科、呼吸器外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、
精神科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、
リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、救急科、歯科口腔外科 など
教育カリキュラム予定 他
研修医については、医師臨床研修制度の基本理念に明記されているように、『一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身につける』ことができるような教育カリキュラムを予定しています。加えて、臓器別専門医の枠を超えた総合診療科の設置と、地域と一体となった総合診療研修プログラムを準備する予定です。
また、研修医に限らず、医師全般に言えるのは、国際感覚も磨いて欲しいということです。国際学会にも積極的に参加してもらいたいですし、必要に応じてチームのメンバーにも出席して欲しいと思っています。また、近隣の国際大学の学生(留学生)から、各国の医療事情について講演していただく機会を設ける準備も進めています。