臨床工学科

研修会トピックス

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安全に輸液、シリンジポンプを使用してもらうために

令和4年度に採用された新人看護職員26名を対象とした輸液、シリンジポンプの研修を行いました。初めに臨床工学技士による講義を行い、その後担当看護師と臨床工学技士からなる6グループに分かれて実技研修を行いました。講義では担当によるポンプを使用する目的、流量を制御するしくみ・原理、操作手順、注意点、警報時の対応などを細かく説明しました。実技では、実際に使用開始時から終了までの手順を実機を用いて一人ずつ行ってもらいました。臨床の現場においても戸惑わずに使用できるよう毎年取り組んでいる研修会です。

通年

医療機器更新が始まっています。

当院は平成27年度に新設病院として開院し、令和5年6月で9年目を迎えます。そのため医療機器も開院時にすべて整備・導入されました。開院後8年間使用したため、機器によっては劣化・故障が頻発しています。またサポートエンド(修理不能)の機器も増加しています。病院の機能を維持させるために順次更新が必要なのですが、一度に整備した機器を計画的に更新することは大変困難です。そのため我々は様々な角度から精査し、診療に影響がないように順次医療機器の更新を進めています。新たに整備された医療機器は、事前に使用方法や注意点などの研修会が不可欠です。
我々は新たに整備・導入した医療機器の機能や安全性を十分に発揮さるため、医師、看護師に研修会を開催しています。

研修実績一覧

当院主体で実施

年度件数参加者数研修詳細
令和4年度126PDFアイコン R4 研修実績一覧(当院主体)
令和3年度681PDFアイコン R3 研修実績一覧(当院主体)

他の医療機関等が実施する研修へ参加

年度件数参加者数研修詳細
令和4年度2135PDFアイコン R4 研修実績一覧(他の医療機関等実施)
令和3年度3951PDFアイコン R3 研修実績一覧(他の医療機関等実施)

部門長からのメッセージ

我々臨床工学技士は医療機器のスペシャリストとして、医療機器の保守点検や管理および機器の操作を通じて、安全性の高い医療を提供しています。医療機器は日進月歩で発展していますが、機能が細分化し、使用条件や手順が複雑なものもあります。また医療機器は多職種で使用するものあり、安全に使用するためには研修が必須です。我々は医療機器について、定期的に研修を行っています。

質の高い研修を施行するため、自己研鑽は欠かせません。そのため我々は積極的に学会やセミナーに参加し、最新の知見を取り入れ、患者さんや病院スタッフに還元するように努めています。

臨床工学科副科長 勝又 稔

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お問合せ先

事務部総務課教育研修推進係

Tel.025-777-3200 FAX.025-777-2811

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