年別アーカイブ:2021年

ブログ院長室
院長・鈴木榮一のブログ。院長の目線から、院内外のできごとを綴ります。

ボランティアの方とお会いしました

いよいよ魚沼地域も本格的な冬の季節となってきました。

 

今回、当院でボランティアをしていただいているSさんとお会いしました。Sさんには、当院の正面玄関や総合受付で、患者さんの誘導・案内等に対応いただいています。

 

多くの方にとって、病院を受診するということは、かなりの負担を感じるものと思われます。特に、初めて受診される場合は、多かれ少なかれ、不安な気持ちを持ちながら来られるのではないでしょうか。

 

そのような患者さんに対して、地域の方が、病院職員と共に対応していただいていることは、非常にありがたいことだと感じています。

 

今回Sさんと初めてお会いし、ボランティアを始められたきっかけや、その想いをお聞きしました。また、ささやかながら、ボランティアをしていただいているお礼として、当院のロゴマークが入ったトートバッグをお贈りしました。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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10月21日 小出高校医療専攻コースの生徒さんが病院見学に来ました

魚沼地域も最近とみに寒さを増してきており、山々も山頂付近は少し白くなってきました。

 

そんな折、小出高校医療専攻コース2年生の生徒さんが、当院の見学に来られました。今回来られた36名の生徒さんは、それぞれがこれから医療のどの分野に進むのかを考えている最中とのことです。

 

最初に私から当院の紹介をさせていただき、その後、当院の職員による「〜魚沼医療圏における当院の役割〜」と題した講義を受けてもらいました。引き続き、当院助産師による「魚沼圏域における当院産科の役割」、当院診療放射線技師による「放射線治療とは」の講義を行いました。

 

 

講義終了後、生徒さんには屋上のヘリポート、放射線技術科、臨床検査科、手術室・ACU(Acute Care Unit)、病棟等を見学していただきました。また、見学の際には職員による業務説明があり、生徒さんからの質疑応答に対応いたしました。小出高校は当院の近隣にありますが、医療の現場を見るのは初めての生徒さんが多かったようです。

 

今回の病院見学が、参加された生徒さんたちの今後の医療職を目指すモチベーションの一助となり、私たちと共に新潟県の医療を担う仲間に育ってくれることを期待します。

 

 

 

 

 

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7月30日 新潟高校メディカルコースの皆さんが病院見学に来ました

新潟高校理数科メディカルコース2年生の47名の皆さんが、はるばる当院を見学にいらっしゃいました。全員が、将来医師や歯科医師を目指している生徒さんとのことです。

 

新潟県生まれでも、初めて魚沼地域を訪れたという方も多く、最初に簡単な魚沼地域の紹介と当院の紹介を行った後、全員で屋上のヘリポートに上がって、当院から見える魚沼の地を眺めていただきました。

 

47名という多くの生徒さんに囲まれ、私の子供よりもはるかに若い皆さんに圧倒されましたが、全員で一緒に集合写真を撮り、その後3班に分かれて、当院の薬剤部、放射線技術科、臨床検査科、リハビリテーション技術科等、院内を見学していただきました。

 

今回の病院見学が、医療を志す皆さんの、モチベーションを高めるのに少しでも役立ってくれれば幸いです。

 

将来、新潟県の医療に貢献してくれることを期待しています。

 

 

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6月28日 臨床研修医の皆さんが臨床研修医専用居室に引っ越しました

これまで当院では、臨床研修医の先生は医局(医師が診療以外の時間に院内で過ごす場所)の中の1室を居室としていました。昨年度の年度当初は当院に研修医はおらず、途中から研修医の先生が来られましたが、医局の中の非常勤の先生と一緒の部屋で過ごしていただきました。

 

以前から思っていたのですが、私自身の遥か昔の研修医時代を振り返って、あるいは新潟大学医歯学総合病院や他の県内臨床研修病院での指導医としての経験から、研修医は研修医なりに、指導医や他の医療スタッフに囲まれた診療(研修)はストレスが多いと思います。診療が終わった後の時間は、研修医同士で気兼ねなく愚痴をこぼしたり、自由に各自が研修している診療科の情報交換ができる環境がいいのではないかと思っていました。

 

今年度は、4月から4名の臨床研修医(3名は当院を基幹型とするプログラムの研修医、1名は新潟大学医歯学総合病院プログラムの協力型病院としての研修医)が当院で研修を開始しています。これを機に、当院の臨床研修環境整備の一環として、病院棟に併設されているセンター棟に臨床研修医の専用居室を設けることを提案したところ、研修医の皆さんからは是非にと賛同いただきました。

 

この度、研修医の希望を可能な範囲で取り入れた臨床研修医専用居室を整備したことから、引っ越しを行いました。研修医の皆さんが診療(研修)終了後、多少はリラックスできるように、専用居室には研修医の皆さんと担当の事務の方のみが入れるタッチキーにしてあります。

 

 

当院での臨床研修が、より実り多いものになってくれることを期待します。

 

 

 

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5月7日 当院職員のお子さんの素敵な文章が新聞に載りました

当院ドクターズクラークのお子さんの文章が、5月7日付けの新潟日報魚沼地域欄「自由帳」に載りましたとの情報をいただきました。あらためて読ませていただくと、とても素敵で、とても嬉しくなる文章なので、皆さんに紹介したいと思います。

 

「ぼくのしょうらいのゆめは、ドクターヘリのうんてんしゅです。ぼくのおかあさんは、びょういんではたらいていて、とてもかっこいいです。だからぼくもたくさんの人(ひと)をたすけられるドクターヘリのうんてんしゅになりたいとおもいました。そのためにたくさんべんきょうをして、そうじゅうがうまいうんてんしゅになります。いつかおかあさんといっしょにびょういんではたらきたいです。」

 

とても素敵な、私たち職員を励ましてくれる文章をありがとうございます。

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3月26日 令和2年度臨床研修修了式を行いました

326日夕方、当院多目的ホールで、令和2年度の魚沼基幹病院臨床研修プログラムの臨床研修修了式を開催しました。

 

魚沼基幹病院では、平成31年度(令和元年度)、令和2年度と、2年続けて基幹型臨床研修病院として研修を開始した研修医はいませんでしたが、昨年7月から、平高明音(ひらたかあかね)先生が、首都圏の研修病院での研修が新型コロナウイルス感染症の影響で継続できなくなったため、研修中断後の研修再開を当院のプログラムで行っていました。

 

先生は2年目の研修として、当院での救急科、整形外科、総合診療科、内分泌代謝内科、精神科、麻酔科、小児科、産婦人科の研修のほか、小出病院で地域医療研修を行い、各診療科指導医から、非常に高い評価を受けていました。

 

都会育ちの先生ですが、魚沼地域、新潟県をとても好きになっていただき、県内の各地にも足を運んでくださったようです。

 

この度、令和2年度臨床研修修了式を開催し、臨床研修修了証を授与するとともに、関係者で先生の研修修了をお祝いし、最後に参加者で記念撮影を行いました。

 

今後の専攻医としての専門研修においても、魚沼での臨床研修を忘れずに、患者さんを第一に思える素晴らしい医師になってくれることを期待します。

 

平高先生、臨床研修修了おめでとうございます。

 

 

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3月16日 4名とも医師国家試験合格おめでとう!

魚沼基幹病院ではこの4月から、4名の臨床研修医の先生が研修を開始する予定になっています。4名はそれぞれ出身大学も異なり、3名は当院の臨床研修プログラムで、1名は新潟大学医歯学総合病院のプログラムで、医師としての第一歩を魚沼でスタートすることになります。

 

316日、今年度の医師国家試験の合格発表があり、4名全員から国家試験に合格したとのうれしい知らせがありました。本当におめでとうございます。

 

医学部を卒業しても、医師は医師国家試験に合格しないと医療はできません。数十年前になりますが、私自身も国家試験に合格し研修を開始する時の喜びと期待と不安を、あらためて思い出しました。

 

4名の臨床研修医の先生が、当院で研修を始めるに当たって、より良い研修ができるよう、また、魚沼の地で医師としてスタートしたことをよかったと思えるよう、病院として精一杯応援したいと思います。

 

皆さんも、研修医への応援をよろしくお願いします。

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3月8日 新型コロナウイルスワクチンの1回目を接種しました

当院でも、いよいよ新型コロナウイルスワクチンの医療従事者等向け接種として、第1回目のワクチン接種が始まりました。当院は、県内2カ所の先行接種医療機関に続いて、県が指定した第1弾の10カ所の基本型接種施設の一つであり、3月6日にワクチンが搬入され、本日第1回目のワクチン接種が行われたものです。

 

新型コロナウイルスに対するワクチン接種は当院も初めてであり、接種開始に備えて、院内に多職種によるワクチン接種プロジェクトチームを立ち上げ、マニュアルの作成、会場設営等、入念な準備をしてきました。また、3月4日には、設営した会場でワクチン接種のシミュレーションも行いました。

 

それでもドキドキのワクチン接種開始でしたが、対象が当院従事者等であったこともあり、比較的スムーズに進んでいたようです。私自身も最初にワクチン接種を受けましたが、接種時の痛みも少なく、今のところ特に副反応も出ていないようです。

 

シミュレーションを行ってよかった点は、普段私はワイシャツとネクタイの上に白衣ですが、ワクチン接種のために素早く肩まで出せることが重要であり、白衣の下に当院のロゴのついたポロシャツを着ていったことで、非常にスムーズに接種を受けることができました。これからワクチン接種を受けられる方は、肩まで素早く出せる服装で行かれるとよいと思います。

 

 

魚沼医療圏でも時々クラスターが発生しており、なかなか簡単には収まる気配はありませんが、一刻も早く新型コロナウイルス感染症が収束することを祈っています。

 

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2月25日 新型コロナウイルス感染症への当院の取組が新潟日報に掲載されました

新型コロナウイルス感染症は、当魚沼医療圏でも複数のクラスターが発生し、また県内全域の大きなクラスターに対しては、全県で対応するとの方針のもと、当院は圏域唯一の感染症指定医療機関として、その対応を行っています。

 

今回の新潟日報の掲載は、「試練の最前線」と題したシリーズで、225日付けの新聞に、当院の魚沼医療圏における役割・現状と、主に地域救命救急センターと当地域における感染対策について、「救急との両立に懸命」「感染拡大 未然防止が鍵」というタイトルで、その対応・取組が紹介されました。

 

新聞にも書かれているように、当院は感染症指定医療機関としての役割とともに、魚沼医療圏の高度医療・救急医療を担うという使命があります。また、当地域で新たなクラスターを発生させないということはきわめて重要です。

 

当院のすべての職員が、予想もしなかった大変な状況下においても、大きな負担の中でそれぞれの立場で頑張っており、その対応には素晴らしいものがあったと感謝しています。

そして、新型コロナウイルス感染症が、一刻でも早く収束することを願っています。

 

新潟日報ホームページ

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20210225600837.html

 

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2月1日 新病棟を開設しました。

新年早々、新型コロナウイルス感染症への対応に追われ、年頭のご挨拶もしていませんでしたが、患者さんのご協力と当院職員の頑張りにより、魚沼地域唯一の感染症指定医療機関としての役割とともに、当地における高度医療の提供、救急医療の提供という当院の使命は、なんとか果たせていると思っています。

 

このような大変な時期ですが、魚沼地域の皆さんの期待にさらに応えるために、21日に計画されていた新病棟の開設を行いました。職員の皆さんには大変なご苦労をおかけしていますが、その対応には素晴らしいものがあったと感謝しています。

 

令和3年の新たな年の初めにあたり、魚沼地域における当院の使命を実践していくために、さらに邁進していきたいという思いを新たにしています。

 

皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

 

 

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