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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
救命センタースタッフが不定期、順不同で書き綴ります。

8月30日 脳死下臓器提供学習会開催

救命センターの今井です。

当救命センターでは、定期的に様々な学習会を開催しています。

(木曜日は学びの日!)

先日、脳死下臓器提供の学習会を実施しました。その様子を少し、ご紹介したいと思います。

 

8月30日に脳死下臓器提供シミュレーションを、当院の東7階トレーニングセンターの病室で行いました。

参加者は救命センター看護師17名。

講師は、山口センター長、当院コーディネーターの秋山看護師、小幡看護師にお願いしました。

内容は、

①当院における脳死下臓器提供の流れを確認 

②「脳死とされうる状態」の診断、「法的脳死判定」の各検査を確認 というものです。

 

脳死下臓器提供という事例は、もちろん頻繁にあることではなく、家族は混乱し、危機状況に陥ってしまうことが予測されます。

その家族の精神的サポートを含め、ドナーとなった患者さんの臓器保護を目的とした管理など、救命センター看護師として、多くの知識や心構えなどが必要です。

当院のマニュアルをもとに、フローチャートの確認、実際脳死判定からドナー摘出、お見送りまでの流れや各スタッフの役割を学習しました。

家族が自己決定できるような介入をすること、精神的サポートは本当に難しい介入になると感じました。

しかし、家族の受容過程段階や意志変化、家族間の意志統一について確認しつつ傾聴をし、医療者間で情報共有することが重要な看護師の役割であると思います。

 

シミュレーション形式で、「法的脳死判定」の諸検査を山口医師に実技を交え、説明していただきました。

ほとんどが経験のないスタッフであり、実際の状況を少しイメージできたのではないかと思います。

頻繁にある事例でないからこそ、シミュレーション研修やフローの確認などを定期的に行っていく必要があると思いました。

これからも、学習会などの様子を発信していきたいと思います。

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