2月9日 病院機能評価で認定されました

病院長ブログ

2024年2月9日、日本医療機能評価機構による病院機能評価に認定され、つい先日、認定証が届きました。

当院は、二次医療圏等の比較的広い地域において急性期医療を中心に地域医療を支える基幹的病院(一般病院2)と、精神科医療を担う病院としての機能を持っており、主たる機能種別:一般病院2、副機能種別:精神科病院として、公益財団法人日本医療機能評価機構の機能種別版評価項目3rdG:Ver.3.0の認定基準を達成しているとして認定されたものです。

病院機能評価は、病院の医療機能、特に医療の質・安全の向上と信頼できる医療の確保に関する事項を、外部評価として評価し、安心して安全な医療を受けることができる体制の構築を担保するものです。

当院は開院以来未受審であったことから、私は令和2年4月に当院着任後すぐに受審しようと思っていましたが、当時は新型コロナウイルス感染症が、まさにその猛威を奮う直前であり、その対応に追われて、今まで受審が遅れてしまいました。

私自身は新潟大学病院時代に複数回受審経験がありましたが、当院は初めての受審であり、ほとんどの職員は初めての経験でした。1年以上前から準備を進め、新たにクオリティマネジメント委員会を立ち上げ、検討部会を設置して膨大な評価項目を検討し、各項目についての自己評価を行い、新規受審病院相談会、模擬審査等を経て、2023年9月12日〜13日に評価機構からのサーベイヤー7名による訪問審査を受け、今回認定の運びとなりました。

準備いただいた当院職員の皆さんには、初めての経験で戸惑うことも多かったと思いますが、長期にわたる多方面に及ぶ準備、訪問審査当日の対応等、ありがとうございました。

今回、一般病院2、精神科病院(副)ともに認定され、改善要望事項はありませんでしたが、私は機能評価を受けることで、日頃の自分達の行っている医療を見直してみることは非常に意義があると思っています。今回の評価を受けてさらに改善すべきと感じたところもあると思いますし、3年目には期中の確認があり、5年後には認定更新も控えています。今回の受審を契機に、あらためて病院を見直していくきっかけになればいいと思います。

ご協力いただいた職員の皆さん、本当にありがとうございました。

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