UKBリサーチ2025を開催しました
今年もUKBリサーチ(院内研究・実践発表会)を実施しました。
2017年から始まったUKBリサーチは、昨年からカイゼン部門とリサーチ部門の2部門で演題を募集しています。今年はカイゼン部門に5題、リサーチ部門に4題のエントリーがありました。
患者さんに優しい医療と病院経営に役立つ医療は時には相反するものですが、カイゼン部門の演題はいずれもこの難しい課題に取り組んでいて素晴らしいものでした。また、リサーチ部門の演題はどの課題も多くの症例を対象としており今後の発展が期待される内容でした。


それぞれの部門の最優秀演題受賞者からコメントをいただきましたので紹介します。
【カイゼン部門】
精神科認定看護師による経営参画(看護部 山崎 文雄)
精神科認定看護師として、医師をはじめとする多職種との連携や協力のもとで活動に取り組んできました。成果が評価され大変嬉しく思います。今後も看護の力を生かし、看護の質向上と経営への貢献に努めていきたいです。
【リサーチ部門】
急性肺炎患者におけるAssessment of Swallowing Ability for Pneumoniaと誤嚥の関連(リハビリテーション技術科 石崎 雅史)
このたびはUKBリサーチ優秀賞を賜り、身に余る光栄です。審査で頂戴した貴重なご助言を糧に、研究成果の論文化を進めてまいります。本発表にあたりご支援・ご協力を賜りました関係各位に、心より御礼申し上げます。今回の発表を通して、研究は日々の臨床と密接に結びついており、臨床スキルの向上にも役立つことを改めて実感いたしました。今後も臨床と研究の両輪で精進してまいります。
生越病院長からは、「研究は論文化することが重要」との励ましがありました。
来年も多くの演題発表をお待ちしています!
