年別アーカイブ:2014年

12月5日 集合研修で水泳部先輩後輩が講義 腎臓科・飯野先生、神経内科・小澤先生
定例の集合研修が開催され、魚沼地域医療教育センターの
腎膠原病科教授・飯野則昭先生と同神経内科教授・小澤鉄太郎先生が
講義をされました。
飯野先生は腹膜透析医療を中心に、
小澤先生はパーキンソン病を中心に
魚沼地域における腎疾患、神経内科疾患の医療の展望を述べられました。
学生時代、お二人とも新潟大学水泳部で、小澤先生が3年先輩。
飯野先生はゴルフも上手なようですし、
小澤先生は平泳ぎの記録が新潟大学内で20年近くも破られなかった
スーパースターだったようです。
多士済々な人たちが集まる魚沼基幹病院は
医療以外の場でも魅力満載です。
楽しみだなあ。

11月25日 災害医療 石巻赤十字病院・石橋悟先生講演会
県病院協会、新大関連病院長会主催で、災害医療の講演会が開催されました。
3.11の大震災で、医療の面で八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍をし、
多くのひと達を助け、支えた石巻赤十字病院。
講師は、同病院で救急救命センター長、副院長を務められておられる
石橋悟先生です。
これまでのマスコミ報道からはうかがい知れぬ、
想像を超えたご苦労もあったようです。
ただ、
「災害医療は特別な医療ではなく、いつもしていることしかできない」
という言葉が印象的でした。
また、大学病院等とのつながりが重要だと強調されました。
新潟県はほとんどの医療機関がお互いに顔の見える関係です。
災害医療に限らず、これからも結びつきを大切にしていきたいと
改めて考えた次第です。

座長の吉川先生

石橋悟先生

11月22日の地震で落ちた善光寺の石灯篭

11月19日 ついに脱いだ! 10年前の大学小児科の飲み会ではありません
「ついに脱いだ!」といっても、
10年ほど前の大学小児科の飲み会ではありません。
あのころは、暑がりの若者がひとりふたりいて、
「ついに」ではなく、「またか」でしたが・・・(^ ^;。
冬など、風邪をひかないか、
ハラハラしながら目をそらしました。
「ついに脱いだ!」のlatest versionは、魚沼基幹病院。
外壁工事の覆いが外れ、病院名も誇らしく、顔見せです。
19日は、魚沼市議会議員の皆さんの病院視察。
私も(モデル病室以外で)病院内部に入るのは初めてです。
ワクワクしながら目をこらしました。

11月18日 シミュレーション教育セミナー ハワイ大学 琉球大学
この秋、医学部構内に完成した医療人育成センターで開催された
シミュレーション教育セミナーに参加してきました。
講師のハワイ大学シミュレーションセンター・Berg先生は、シミュレーションに基づいた医学教育の実際について、
琉球大学・大内元先生は、シミュレーションを使った災害医療の訓練について、
具体的に解説をしてくださいました。
シミュレーション教育は
参加型の実践教育が可能
失敗が許される
などのメリットがあることを改めて実感しました。
学生によるデモも。
シミュレーターに不慣れで戸惑ったようですが
とてもがんばっていました。

11月15日 新潟県小児科医会設立30周年記念式
新潟県小児科医会が設立されて30年。記念式典に出席してきました。
は、新潟大学小児科教授の齋藤昭彦先生。
「これからの小児医療―治療から予防へ-」
事故、生活習慣病、虐待、感染症(ワクチン)などを事例とし、
最後に、小児科医のidentityについて述べられました。
記念祝賀会では、歴代会長の廣川宏先生、太田裕先生、庄司義興先生に
現会長・笹川富士雄先生から感謝の贈呈がありました。
廣川宏先生は私が教授に就任した間もなく平成6年から4年間、
会長を務められました。
全国に先駆け県下統一予防接種制度を実現され、
私も県の会議等で応援させていただいたことを思い出します。
84歳になられた現在も相変わらずスマートで、
お会いするたびに元気をもらっています。
おめでとうございました。

10月10日 記念写真。はえ、ポーズ。
生粋の越後弁は「い」と「え」がごちゃまぜ。
「ビタミンE」の講義で、大先輩の先生が
「エー、ビー、シー、デー、エーのエ―」
と説明されていたのを思い出します。
暖かいお天気に生気を取り戻したのか、
通勤のバスの窓ガラスに大きなハエが一匹。
しばらく運動不足だったのでしょう。
窓ガラスの上方にとまっても、
少し経つとズルズルと下まで落ちてしまうのです。
でも、ど根性ハエ、落ちても落ちても
あきらめることなくハエ上がっていました。
同じ信条の私は、
孫の運動会のジイジのような気持ちで、
思わず記念写真を。
はえ、ポーズ!

はえ

はえあがる

9月18日 集合研修in 浦佐 みんなの思いがひとつに
浦佐の開院準備事務所で第6回集合研修。
今回は、今年度採用と来年度採用内定者が大集合。
研修会のテーマは
1.オープニングスタッフのチームワークを醸成する。
2.魚沼基幹病院をもっと知る。
アイスブレーキングでなごやかな雰囲気になったあと、
各部門長の3分スピーチ。
締めは、魚沼地域医療教育センター教授に内定している
和田雅樹先生と生越章先生がそれぞれ
魚沼基幹病院の周産期センター、整形外科・外傷センターについて
熱のこもった講演。
「地域が一つの病院」
の中で、
「急性期医療、高度医療、若い医師やメディカルスタッフの教育」
の核となる病院になるよう力を合わせて頑張りたい。
新たに仲間に加わったみんなの思いがひとつになった1日でした。

8月30日 菊池透先生特別講演 日本小児科学会新潟地方会
第217回日本小児科学会新潟地方会が開催されました。
特別講演は、今春、埼玉医科大学小児科教授に就任した菊池透先生。
新潟大学小児科在任中、20年近く続けた「小児生活習慣病検診」について、
疫学的・病態生理学的見地から講演してくれました。
学校にベースを置いた検診を10年、20年続けるというのは、
とてもエネルギーがいります。
学校や行政の理解と協力や父兄の理解はまず不可欠な要素ですが、
正直、極めて難しいことが多いようです。
加えて、検診する側の体制維持。
検診結果を常にフィードバックし、
学校現場からも喜んでもらえなければ、
20年も続きません。
菊池先生のデータは、世界的にも注目されています。
懇親会はNEXT21(新潟市中央区西堀通)の19階。
ずいぶん久しぶりで、お店も替わっていましたが、
日本海や佐渡を眺めながら、おいしい料理と楽しい会話の一晩でした。