7月26日(日) ものすごい雨と雷でした

病院長ブログ

蒸し暑い夕方、もうすぐ夏のまだ比較的早い時間にも関わらず、新潟から浦佐に戻る高速道路の三条燕インター少し手前で前方の空が真っ黒の空に変わり、突然ものすごい雨と雷に遭遇しました。目の前の視界が急に効かなくなり、大型トラックを除くほとんどの車が通行車線に一列になって、ハザードランプを点灯させ、一台前の車のランプを見ながら、高速とは思えないゆっくりしたスピードでしばらく走りました。久しぶりに怖い運転経験でした。

 

長岡を過ぎる頃にはようやく雨も少し小降りとなり、小千谷を過ぎると視界もかなり開けてきました。越後川口まで来ると遠くの山々も見えるようになり、やれやれと思っていたその時、突然、ポケットのスマホからLINEの着信音が立て続けに聞こえました。スマホを見ると「魚沼基幹病院緊急連絡網」グループからの着信であることはわかりましたが、運転中で伝言文はとても読めません。何があったのか、しばらくとても不安でした。

 

なんとか堀之内PAまで来て車を止めてスマホを見ると、最初のLINEでは、「雷の影響で瞬停が発生し、低層(1〜3階)系の加圧給水ポンプが故障した」との連絡でした。そのため、「低層系の給水ができていない状況」とのことでした。堀之内に着く直前のLINEでは、「仮復旧しました」とのことでした。

 

「今、堀之内PAまで来たので、病院に行きます」とLINEを送信し、再び車を走らせ病院に着きました。一階のトイレは入り口に使用禁止のロープが張られていましたが、他に院内に変わった様子は見えず、当直看護師長さんから現状の概略をお聞きし、何もすることなく帰ったという顛末でした。

 

翌日の報告でも複数ヶ所で不具合が確認されましたが、診療機能に大きな支障はありませんでした。

 

「災害はいつどこで起こるかわからない」はよく聞く言葉ですが、最近国内のあちこちで豪雨災害が発生しています。幸い今回は小さな被害で済みましたが、皆さんも常日頃から災害時の対策は心がけておきましょう。

 

日曜日夕方の、予期しない突然の出来事でした。

 

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