R6/9月、11月
認知症やせん妄症状のある患者への対応に必要な知識・技術を学ぶ
毎年、すべての看護補助者を対象とした研修を実施しています。令和6年度は、看護チームの一員としての役割発揮を理解する内容に加え、認知症患者・せん妄症状のある患者への対応を企画しました。講師の精神科認定看護師から、症状の基礎知識や具体的な対応の工夫など、わかりやすい講義を行いました。また、看護補助者同士がペアとなり、よくある事例を患者役・看護補助者役となり演じてみるシミュレーショントレーニングを加えることで、講義をより深く理解することができました。看護補助者からは、「患者の理解につながり、イライラせず対応したい」、「カンフォータブルケア技術を使いたい」、「患者に不安を与えないような対応がしたい」などの評価がありました。看護補助者が日々のケアで困っていることを聞きながら研修を企画することで、興味を持って研修に参加でき、安全に業務を行うための技術がまた一つ習得できました。
研修実績一覧
当院主体で実施
年度 | 件数 | 参加者数 | 研修詳細 |
---|---|---|---|
令和6年度 | 81 | 1,893 | ![]() |
令和5年度 | 279 | 3,900 | ![]() |
令和4年度 | 292 | 5,807 | ![]() |
令和3年度 | 260 | 4,780 | ![]() |
他の医療機関等が実施する研修へ参加
年度 | 件数 | 参加者数 | 研修詳細 |
---|---|---|---|
令和6年度 | 81 | 222 | ![]() |
令和5年度 | 87 | 214 | ![]() |
令和4年度 | 81 | 243 | ![]() |
令和3年度 | 62 | 120 | ![]() |
部門長からのメッセージ
当院は、「地域全体で一つの病院」の中で、三次救急や高度医療・周産期医療を担うことが使命です。患者さんの一番近いところにいる看護職員はチーム医療のキーパーソンとして活躍しています。患者さんの物語に寄り添うことのできる豊かな感性を育てることや、目標をもって経験値を積み上げ専門性の高い看護職員を育成することなどを推進しています。
地域の方々から看護を学び看護で応えたい。笑顔で人とかかわることが大好きな看護職員をお待ちしています。
看護部長 髙橋 みはる
お問合せ先
事務部総務課教育研修推進係
Tel.025-777-3200 FAX.025-777-2811