【能登半島地震】魚沼基幹病院DMAT1次隊として活動してきました

救命センターブログ

救命センター看護師の田村です。

この度の能登半島地震の被災地に、魚沼基幹病院DMAT1次隊として1月4日より行ってまいりました。
私たちは穴水町にあります穴水総合病院の支援を仰せつかりました。

穴水総合病院では電気の使用はできましたが水道管は破裂し、水は使用できませんでした。

病院支援では夜間の救急外来を担当し、固定電話も使用できない状況だったので救急車の到着を事前に知ることはできず、サイレンの音で患者さんの来院を知り診察していきました。帰宅可能となっても道路は悪路で迎えの家族も来られない状況でした。

病院職員の方も被災されていて疲労も蓄積されている中ではありましたが、地域を守るんだという思いがとても強く、お手伝いさせていただく私たちが逆にパワーをいただきました。
まだまだ状況は厳しく当たり前に過ごせる日々は程遠いとは思いますが、復興へ向けて様々な支援が行き届き、一日も早く日常を取り戻せるようお祈り申し上げます。

DMATとは

「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」
Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって、略して「DMAT(ディーマット)」と呼ばれています。
1995年1月17日 阪神・淡路大震災での課題を教訓とし、”一人でも多くの命を助けよう”と厚生労働省主導で災害派遣医療チームが発足しました。

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