災害時も医療を止めないために:地域で取り組む「BCP」
事業継続計画(BCP)とは、大地震などの災害が発生しても、病院が医療を止めずに動き続けるための「行動ルール」です。
災害直後の72時間を生き抜くため、各部門の役割や、停電・断水時のバックアップ体制、指揮系統の集約などを定めています。医療は複雑な歯車で動いており、一部が止まれば全てが停止する危険があります。過去の災害でも、病院単体の準備だけでは限界があることが浮き彫りになりました。
今回の事業継続計画改訂にあたり、私たちは「地域の連携こそが、医療を守る最後の砦である」と再認識しました。
これを受け、2026年2月5日に「魚沼基幹病院 BCP(第3版)説明会」を開催しました。
行政、医師会、消防、インフラ企業など多くの関係機関に集まっていただき、当院の計画を共有するとともに、地域全体で支え合う「地域BCP」の策定を呼びかけました。
「災害が起きても地域の営みを止めない」という目標に向け、各機関と当院の役割を明確にすることの重要性を共有し、具体的な作成作業へ踏み出すことを確認しました。
災害時でも、皆様の医療と暮らしが途絶えることのない地域を目指し、これからも協力の輪を広げてまいります。

