年別アーカイブ:2022年

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
救命センタースタッフが不定期、順不同で書き綴ります。

医療機器の安全守り隊です

 皆さんこんにちは、臨床工学技士の小林です。臨床工学技士は病院内で「ME」なんて呼ばれ方をしています。なんだかかっこいいですね。

「臨床工学技士?何それ?」となる方も多いと思いますので簡単に紹介させて頂きます。

 

 臨床工学技士は医療に関する機械の管理を主に行っています。管理というのは、医療機器の安全点検だけに留まらず、時には操作や修理も行っています。病院内には膨大な数の医療機器が存在していて、その1台1台の場所を把握するだけでも大変なんです・・。

 大変な事も多々ありますが、医療機器の安全を守るために大切な仕事ですので、日々やりがいを感じながら働いています。

 救命センターでは、主に患者さんの呼吸を手助けする人工呼吸器や心臓の電気ショックをおこなう除細動器などの管理を行っています。また、最近ですと新型コロナウイルス感染症の流行によりテレビなどで話題になった「ECMO」と呼ばれる心臓や肺の働きを補助するために使用する機器の動作点検や操作も行っています。

 

 安倍晋三 前内閣総理大臣がコロナウイルス感染症に関する記者会見で「臨床工学技士」という発言をした時は少し驚きました。

 こういったメディアなどを通じて、少しでもこの仕事の重要性が皆さんに浸透していけば良いなと思います。

 

 私事ですが、ストレスの発散に何かいい趣味はないかなと探していたところ、知り合いの方からゴルフの打ちっぱなしに誘って頂き、そこからゴルフにドはまりしてしまいました・・。雪も解け、暖かくなってきたので最近では中越近辺のゴルフ場に友人や職場の同僚などと一緒に通っています。(始めて1年ほど経ちますが一向に上手くなる気配はありません。)

 

写真は小千谷カントリークラブです。錦鯉のティーマーカーが緑の芝と青空に映えますね。

 

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『山あり、ダニあり』〜マダニについて〜

救命救急センター医師の山口征吾です。

魚沼地方にも春がやってきて、どっとマダニに咬まれた人がやってきています。

 

今回はマダニについてのお話しです。

 

マダニは野山に生息し、春から秋にかけて活発に活動します。高さ1mほどの木の枝や葉などにくっついていて、動物や人間たちが通るのを待ち伏せしています。

人間が通ると、皮膚にくっつき、口を皮膚に突き刺し、血液を吸います。

 

体長は数mmですが、動物や人間の血液をお腹いっぱいになるまで吸うと、体がパンパンに膨れて体長は1~2cmにもなることがあります。吸血の時間は長いと10日以上にも及ぶことがあります。

 

刺されたところは、ほとんど痛みやかゆみもなく、気が付かないことも多いです。山に行くときはなるだけ皮膚の露出を少なくする服装にした方がよいです。

 

山から帰ってきたら、なるだけ早めにシャワーを浴びる、入浴をするなどで、早期に発見できます。

 

もしもマダニに咬まれていたら、すぐに自分で取ろうとしないで、医療機関で取ってもらった方がよいです。無理にとると、マダニの口の部分が皮膚に残ってしまい、感染を起こすことがあります。

 

魚沼基幹病院ではチック ツイスターという便利な器具を使用しています。小さいくぎ抜きと考えてください。写真はイメージですが、マダニをはさんで、くるくると回しながら、ゆっくり引っ張ると、きれいに取れます。病院によっては、初めから皮膚切開などで取っているところもありますが、この器具を利用すると患者さんの負担は、とても小さくなります。

 

取ったマダニは新潟大学に運んで、病原体をもっているか研究に使用されています。

マダニが原因で起きる病気がいくつか知られています。

  • 日本紅斑熱 マダニがリケッチアに感染していると、これにより発症します。西日本の発生が主ですが年間200件程度です。
  • 重症熱血小板減少症候群(SFTS) ウィルスに感染しているマダニに咬まれると発症します。西日本が多いですが、徐々に東日本にも侵入してきているようです。患者数は年間100名程度ですが、今後増加してくる可能性があります。
  • ライム病 マダニがスピロヘータという菌に感染していると、これにより発症します。寒い地方が多く、北海道が一番多いですが、新潟県でも年間1~2名が発症しています。
  • ダニ媒介性脳炎 ウィルスに感染したマダニによって、発症します。日本では北海道で、数名の感染がみられています。

 

いずれも、患者数がそれほど多いわけではありません。マダニに咬まれる人が多いことを考えると、発症率はきわめて少ないです。しかし、マダニに咬まれてから数日から数週間は発熱がみられないかの注意が必要です。発熱など症状があれば、医療機関を受診してください。

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~大橋さとみ先生、7年間ありがとうございました!~

救命救急センター看護師の市川です。 

去る3月16日、救命救急センター教育係の主催で、救急科 大橋先生の最終記念講演会を開催しました。大橋先生は、当院の開院時より救命救急センターの医師として勤められ、今春、惜しまれつつも新潟大学医歯学総合病院へ戻られました。

本来ならば送別会を開いて大々的に感謝を表す機会を設けたかったのですが、コロナ禍という状況もあり最終記念講演会として開催することになりました。

予告の段階から、院内は元より、以前に当院に勤務されていた方々からも参加希望が多数寄せられるなど反響は上々!!講演場所も拡充し、ZOOM配信を行うなど、より沢山の方々が参加できる場を提供させていただきました。

当日、会場は院内でも一番大きい会場を準備するも満席!!会場に入れなかった方や遠方の方、以前に御一緒されたスタッフの方などはZOOMで参加いただくなど、本当に沢山の方々にご参加いただきました。

 

内容は、ずばり「大橋先生にとっての魚沼基幹病院における7年間」!!

 

思い出に残る症例など様々なエピソードを交えてお話し下さいました。終盤は病院長からのお言葉、そして救命救急センター長の山口先生からの手紙(というか巻物でしたが~)など、盛り沢山の内容で各々が感謝を伝えてくださいました。

 

 

 

開院時からの7年間は・・・大変だった日々・・・そして励まし笑いあり・・などなど語り尽くせない日々でした。今回の記念講演会で様々な事を思い出し、皆で笑い、そして皆で涙、涙・・・の講演会となりました。

 

 

 

当日の場所を提供していただきました医事係、ZOOM配信や当日の会場内のセッテングをしていただきました総務係の皆様には、この場を借りて感謝いたします。

そして、大橋先生の今後の御活躍を魚沼基幹病院スタッフ一同、応援しています。

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リハビリはここから始まる

こんにちは。リハビリテーション技術科の中島です。

今回は当院救命救急センター内でのリハビリを紹介したいと思います。

救命救急センターは救急医療を担う部門なので、「リハビリをするのは早いんじゃないか?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

「リハビリ」というと、「痛いことをして頑張る」とよく言われますが、救命救急センターでのリハビリはそのようなイメージと少し違うかもしれません。

入院中は治療に専念するため、ベッド上で過ごすことがほとんどですが、患者さんが1日体を動かさないだけでも、廃用症候群という“筋力が著しく低下する病態”になることがあります。

また、せん妄という“周囲の状況が飲み込めずに混乱した状態”になる可能性や、認知機能障害が進行する可能性が高くなります。

そのため、早期からリハビリを行い、上記のような二次的な障害の予防に努める必要があります。

 

当院のリハビリテーション技術科では、救急担当として2人体制で朝の回診に同行します。

回診には医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなどの多職種が参加し、治療方針や夜間の状況などの情報を共有します。

その後、リハビリ室に戻ってリハビリ担当者へ情報を申し送り、当日のリハビリ内容を検討します。

 

私達リハビリテーション技術科は看護師と協力して、早期から離床していけるようサポートしています。

他にも手足の関節の運動、呼吸訓練、ベッド周辺の環境調整、飲み込みの練習など、患者さんの身体機能や日常生活の改善に努めています。

 

救命救急センターでは刻一刻と病態や治療が変化していくことから、私は多職種での連携の必要性をより一層感じました。

これからも患者さんが1日でも早く元気になれるように、サポートしていきたいと思います。

今後も当院のリハビリテーション技術科をよろしくお願いいたします!

 

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私たち、看護研究しています!

急性・重症患者看護専門看護師の入田です。

 

今回は『救命救急センター看護研究』について紹介します。この研究は2021年度から開始し、毎月、勉強会と抄読会をwebで開催しています。今年度の開催回数は12回でした。後半回数が少し減ってしまいましたが、また3月から頑張ります。

 

 

抄読会資料

 

メンバーは看護師6名と理学療法士2名です。理学療法士は2名とも大学院卒なので研究のレベルが高く、話を聞いていてとても楽しいです。そして、いつも「看護師ももっと頑張らないと!」と刺激を受けています。

 

研究を通して、ケアを追求し、患者さん・ご家族に質の高い看護を提供できる病棟を目指しています。

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Diary

救命センターの今井です。久しぶりにブログに投稿します。何を書こうか?と思いながら・・・

 

皆さんは、「何か続けていること」ってありますか?私は、2006年の1月から日記を書くことを続けています。まず初めに、購入した日記帳が3年日記。2006年から2011年までは3年日記帳を2冊、その後は5年日記帳に変更し、今年2022年から3冊目の5年日記帳になりました。日記は、その日の出来事、嬉しかったこと、泣いたこと、感動したこと、怒られたこと、子供の成長、自分の仕事のこと、愚痴、良かったなと思ったこと。ほんの数行で、あまり詳しく書いていないので、読み返すと、なんで怒っていたのかわからないことも。3年日記の頃は、子供の言葉や行動などが書いてあり、ささやかな成長の証であるけれど、忘れてしまうようなことも、書いておいて良かったなと思えます。以前、メンタルヘルスの研修で、「日記には、良かったことを3つ書いてくださいね。心のレジリエンスを高めるので。」というようなことを教えていただいたことがありますが、なかなか良かったことを3つ書くのは難しく、「今日も疲れたぁ~」と一言しか書いていないこともよくあります。適当に続けているけれど、結構自分の宝物になっているかも!と思います。

このブログの題名を「Diary」としたのは、この日記の話と、私が大好きなバンド、SEKAINOOWARIの新曲がDiaryだったからです(笑)。ライブにもなかなか行けず辛い日々がまだ続いていますが、ずっと私のエネルギーの源になってくれています。

 

好きなもの、好きな人、好きな場所、癒やし・・・大事ですよね!コロナ禍で、職場の仲間、友人、家族とでさえもあまり近くでコミュニケーションをとることができない今、自分を大事に、そして大切な家族や仲間を思いやる気持ちを持ち、前を向いて行きましょうね!

 

この写真は、救命センターに掲示してあるものです。「自分のいいところ」をみんなに書いてもらいました(^^♪

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学習の日々

はじめまして。看護師の渡邉です。

 

以前勤務していた病院では救命救急センターで働いておりましたが、当院に就職後は、他部署に配属となりました。しかし、働いているうちに、「自分はまだ救急の基礎しか学んでいないので、もう一度現場で救急の知識を深めたい!」という想いが強まり、この度機会に恵まれ、救命救急センターに配属となりました。

 

実際に働いてみると、「あれ、Aラインの管理とか人工呼吸器の管理ってどうだったかな。」と忘れてしまっていることも多く、学習の日々を送っています。救命救急センターのスタッフの皆さんは優しく丁寧に教えてくださるので、気兼ねなく質問ができます。このように、いつでも誰にでも聞けて教えあう環境が整っているというのも、スタッフの教育、ひいては患者さんの安全を守ることにつながっているのだろうなと感じています。

 

私事ですが、この度、一児の父親となりました。妻や産まれてきた子供のためにも一層仕事に励みながら、もちろん、育児も頑張りたいと思っています!

 

身長が185cmあるので、高い場所にある物の出し入れは任せてください!

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