がん相談支援センターとは
診断から治療、療養生活全般にわたって、がんに関するさまざまなご相談をお受けしています。不安な時、困った時は「がん相談支援センター」をご利用ください。
相談支援内容としては、療養生活や治療に伴う不安に対する支援や医療費、生活費、社会福祉制度に関する相談、がんの治療・ホスピス・緩和ケア・在宅医療に対する相談などから、がんによるつらい気持ちに対する心理的サポート、担当医と患者さんとの間の円滑なコミュニケーションの支援など、あなたの気持ちに寄り添い、一緒に考えます。担当医に代わって診断や治療方針を判断することはありません。
不安を一人で抱えていませんか? 悩み事はありませんか?
がん相談支援センターで、お話ししてみませんか?専門の研修を受けた看護師や医療ソーシャルワーカーが、一人ひとりの「こうしたい」を実現できるよう、あなたと一緒に考えていきます。
ご利用できる方
患者さんやご家族の他、地域の方々など、どなたでも無料でご利用いただけます。
たとえば、こんな時にご利用ください
- がんといわれたがとにかく不安で・・・
- 家族は何かできることはありますか
- 仕事を続けられるか不安です
- 食事は何か制限がありますか
- 旅行には行けるの?
- 医療費の支払いが不安です
- 生活を支援してくれるサービスを知りたい
- どうやって治療を決めればいいですか
- 担当医とどう話せばいいかわからない
- AYA世代(*)のがん治療について相談したい
*AYA世代とは
Adolescent and Young Adultの略称で、思春期と若年成人世代、主に15~39歳くらいの世代を指します。この世代では、進学、就職、結婚、子どもの誕生など、人生において大きな岐路にあり、多くの課題があるといわれています。また、AYA世代のがん発生率は、非常に少なく同じ境遇の仲間に出会うことが難しい世代と言えます。
ご相談は以下の方法で対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。
受付時間:平日 9:00~16:00
受付場所:1階17番 患者サポートセンター・がん相談支援センター 窓口
相談方法(相談料:無料)
- 対面相談(1回のご相談は30分を目安としています。当日の受付でも相談は可能ですが、予約を優先とする為、お待たせすることがあります)
- 電話相談(電話番号:025-788-0196(直通))
相談内容は、他者に知られることはありません。また、匿名でのご相談も可能です。
スタッフ
国立がん研究センターがん対策情報センターの研修を修了した専任のスタッフが対応します。
- 看護師 1名
- 社会福祉士 1名
また、ご相談の内容に応じて、医師、看護師、認定看護師、薬剤師、栄養士、心理士など、関係職種と連携して患者さんをご支援いたします。