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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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救命センタースタッフが不定期、順不同で書き綴ります。

急変対応シミュレーション研修

10月中旬から11月初旬にかけて、新人看護職員を対象に「急変対応シミュレーション研修」を行いました。

2部署合同で行い、全部署で6回の研修となりました。

すでに研修前に夜勤帯での急変に遭遇した新人もいます。

入院患者の急変は経験を積んだ看護師でも緊張する場面です。

いつ起きるか分からない急変に備え研修開始です。

さて、今回の研修目標です。構成は2場面になります。

前編
  • 急変時の患者の状態をアセスメントできる。
  • 急変時に初期対応ができる。
  • 急変時にSBARで報告できる。
後編
  • 指示のもと行動できる。

シミュレーション研修は、新人の思考力を鍛える研修になります。

3人もしくは4人で目の前の状況に対し、気付いたことや事前学習から考えられる事を積極的に意見を出し合い、目標達成に向け研修されていました。

入職し7か月が過ぎ、新人看護師達の成長を研修を通して実感できました。

全部署目標を達成する事ができました。クリニカルコーチの皆さんお疲れ様でした。

見学に来られた他病院の教育担当の皆様いかがでしたでしょうか?

お聞きしたいことがありましたらいつでもお尋ねください。

 

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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がんばれ、根尾昂選手!

こんにちは、救命センター医師の山口征吾です。

 

今回はちょっと、魚沼基幹病院とは無関係な話題です。

 

大阪桐蔭で甲子園春夏連覇の立役者、根尾昂選手。

二刀流とも言われ、勉強もできて、中学時代にはアルペンスキーで全国優勝の経験もあるスーパースターです。

 

芸能ニュースなどでは両親が医者という話題も取り上げられていました。

 

実はその根尾選手の両親は、私の同級生です。

 

自治医大14期生の私たちは1985年の入学です。

根尾浩君は岐阜県の合掌造りで有名な白川郷の出身です。

勤勉な生活はみんなの模範でした。学業は優秀で、スポーツも得意でした。バレー部のキャプテンもしていました。

夜、寝る前に寮の大ラウンジでバレー部のみんなで筋トレをしていました。

 

卒業後に彼の奥さんになる西本さんも同級生でした。

やはり学業は優秀で、バドミントン部で活躍していました。

西本さんの授業のノートはとてもきれいに書いてあるので、試験前にはコピーが出回り、とても役に立ちました。

 

根尾昂選手を見ていると、二人の顔にそっくりで、33年前にタイムスリップします。

そうそう根尾君はいつもこんな表情をしていたなあ、西本さんの横顔によく似ているなあと感慨にふけってしまいます。

 

あの当時、ネオという名前はめずらしいと言っていましたが、今ではすっかり全国区です。

 

2人とも診療所で地域医療に貢献しています。

残念なことに卒業後は1回も会えていません。

 

根尾昂選手はプロ野球への進路が決まりました。

がんばれ! 応援しています。

 

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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魚沼循環管理セミナーが開催されました

救命センター医師の山口征吾です。こんにちは。

 

先日、当院の講堂で恒例の魚沼循環管理セミナーが開催されました。

 

演題1は当院の小幡看護師から“脳死下臓器提供を経験し、看護師と家族のかかわり”について“熱い想い”を発表してもらいました。

 

演題2は救命センター大橋医師からの発表でした。カフェイン中毒で脈拍が200回/分を超える頻脈になってしまった患者さんがランジオロールという薬でうまく脈拍がコントロールできたという内容です。

場合によっては死に至る状態の患者さんを、比較的簡単に薬で安定化できたことは、とてもよかったと思います。

 

数年前から、多量のカフェインが手軽に入手できることにより、重度のカフェイン中毒が多く発生していています。学会などでも話題になっています。カフェインの多量摂取はとても苦しいことになりますので、みなさんバカなことはやめましょう。

 

特別講演は、滋賀医大救急・集中治療部 副部長 辻田 靖之先生から敗血症の心房細動についてでした。集中治療領域では、心房細動になる患者さんがとても多く、困ることもあります。膨大な内容をわかりやすくご講演いただき、とてもためになりました。

 

その後は辻田先生を囲んで、懇親会を開きました。滋賀県北部は雪がけっこう積もるのだそうで、辻田先生は高校、大学とスキー部で活躍されたとのことです。苗場スキー場は憧れのスキー場だけれども、滋賀からは遠くて、いつかは行ってみたいとお話されていました。

とても楽しい夜でした。辻田先生ありがとうございました。

 

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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魚沼市消防本部より救急自動車をいただきました

救命センター医師の山口です。

 

平成19年から魚沼市消防で働いてきた救急自動車が、魚沼基幹病院へ譲渡されることになりました。

 

平成30年10月11日に譲渡式が病院正面玄関前で盛大に行われました。

11年間働き続けてきたと言え、まだまだバリバリの現役です。

 

今後、外装の変更や名義変更、保険手続きなどで、しばらくは使えませんが、楽しみです。

 

災害派遣や患者さんの搬送などで、活躍してくれると思います。

 

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雪下ろし転落事故防止キャンペーン

救命センター医師の山口です。

 

魚沼地域では屋根の雪下ろし中の転落事故が非常に頻繁に起きています。

特に雪のいっぱい降り積もった週末には、多くの方が転落します。

 

落ちる場所はコンクリートやアスファルトの上が多く、亡くなってしまう方もいます。

 

2017年度から、この状態を何とかしようということで、新潟県、各市町村や消防、病院などと協力して、雪下ろし転落事故防止キャンペーンを始めています。

 

講演会を昨年度は浦佐でおこないました。今年は十日町で開催します。

 

講師にはこの道のプロフェッショナルでいらっしゃる長岡技術科学大学の上村靖司教授をお招きしています。

具体的な転落防止の方法をお話していただきます。

 

どうぞ、みなさまお出かけください。

 

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8月30日 脳死下臓器提供学習会開催

救命センターの今井です。

当救命センターでは、定期的に様々な学習会を開催しています。

(木曜日は学びの日!)

先日、脳死下臓器提供の学習会を実施しました。その様子を少し、ご紹介したいと思います。

 

8月30日に脳死下臓器提供シミュレーションを、当院の東7階トレーニングセンターの病室で行いました。

参加者は救命センター看護師17名。

講師は、山口センター長、当院コーディネーターの秋山看護師、小幡看護師にお願いしました。

内容は、

①当院における脳死下臓器提供の流れを確認 

②「脳死とされうる状態」の診断、「法的脳死判定」の各検査を確認 というものです。

 

脳死下臓器提供という事例は、もちろん頻繁にあることではなく、家族は混乱し、危機状況に陥ってしまうことが予測されます。

その家族の精神的サポートを含め、ドナーとなった患者さんの臓器保護を目的とした管理など、救命センター看護師として、多くの知識や心構えなどが必要です。

当院のマニュアルをもとに、フローチャートの確認、実際脳死判定からドナー摘出、お見送りまでの流れや各スタッフの役割を学習しました。

家族が自己決定できるような介入をすること、精神的サポートは本当に難しい介入になると感じました。

しかし、家族の受容過程段階や意志変化、家族間の意志統一について確認しつつ傾聴をし、医療者間で情報共有することが重要な看護師の役割であると思います。

 

シミュレーション形式で、「法的脳死判定」の諸検査を山口医師に実技を交え、説明していただきました。

ほとんどが経験のないスタッフであり、実際の状況を少しイメージできたのではないかと思います。

頻繁にある事例でないからこそ、シミュレーション研修やフローの確認などを定期的に行っていく必要があると思いました。

これからも、学習会などの様子を発信していきたいと思います。

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患者急変!どう対応する? ~急変シミュレーションPart1~

救命センター看護師の長井です。

私は、今年度、新人教育ワーキングのタスクという役割を担っています。

今年度救命センターに卒1は配属されませんでしたが、昨年、新卒だった3名は日々、一歩ずつ成長しています。先日、7月12日に、新人教育ワーキングの企画で、急変対応シミュレーションを行いました。

急変シミュレーションは、受け持ち看護師と応援看護師2人を、卒2看護師に実践してもらい、病棟での急変にどのように対応するかを自分たちで考えながら、学ぶというものです。

卒2看護師には、事前にCPR、DC、挿管の講義を先輩看護師から受け、急変シミュレーションに向かうということもあって、急変が起きた時の流れは理解している様子でした。内容としては、夜勤中にアラームが鳴り、訪室するとショック状態になっているという設定で行いました。1回目2回目と受け持ち看護師を変えて、シミュレーションを行いました。1回目より2回目の方が、声も大きくなり、最初はできなかったこともできるようになっていました。

私は医師役で2回目に参加しました。医師の立場に立って処置をする経験は、普段自分がしていることは、医師にとって処置しやすいように介助できているのかを、振り返る機会にもなりました。

これからも、急変に出会う可能性は高いので、この急変シミュレーションを通して自分も学んでいきたいと思いました。

そして、卒2看護師への急変シミュレーションはあと2回あります。3回目の急変シミュレーションが終わる頃、3人の成長した姿を見ることが楽しみです。私は、残りの研修2回の担当もすることになっているので、自分も楽しく学びながら、頑張っていきたいと思っています。

 

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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グルメマラソンの救護活動について

こんにちは。救命救急センターの看護師、秋山です。

先日、盛大に行われました第9回南魚沼グルメマラソンの救護活動について紹介したいと思います。

南魚沼グルメマラソンは今年で9回目を迎える南魚沼の恵まれた自然のなかでマラソンを楽しみながら地域の食材味覚を参加者に味わっていただく「走って食べて南魚沼を楽しもう」というスポーツイベントです。今年も全国より5000人を超える方がエントリーされ、出場されていました。

しかし、なかにはしっかりとした準備をせずに急に体を動かして怪我をしたり、無理をして体調が悪くなったりする人もいます。安全にスポーツを楽しむには、もしもの時の救護班のバックアップが欠かせません。今年度は魚沼基幹病院から研修医3名、看護師2名が担当させていただきました。大会を熟知されている経験豊富な長岡吉田病院の救護班スタッフとミーティングを行い、準備万端です。

レースも終盤になると続々と救護必要者の選手が訪れます。足がつったり、捻挫や、擦り傷、靴ずれ、体力を使い果たし気分が悪くなった途中リタイアの方などの応急処置にあたりました。情報の少ない中での判断と、限りのある物品で対処を行う工夫が必要です。

今年は気候も涼しかったおかげか重度の症状の方は来られませんでした。

救護本部からの救急搬送者はなく、無事に競技が終了しました。

レース終了後は魚沼産コシヒカリの食べ放題、グルメ村で南魚沼の食材を味わったり、レースプロデューサーの福田六花先生や松任谷正隆さんのトークショー・ライブを楽しんだり、レース後のお楽しみも魅力です。みなさんも来年はぜひ参加をしてみてはいかかでしょうか?

魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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~平成30年度年度救命センター始動~

こんにちは!4月から救命センターに師長として配属になりました、今井直美と申します。

 

今年度は10名の転入者という、これまでにないスタッフの入れ替わりがありました。

そのうち、6名は救命センター未経験者であり(もちろん私も(^_^;))、温かく受け入れてくれ、毎日丁寧に指導をしてくれるスタッフには本当に感謝感謝です!

 

 

私はこの職場に来て思ったことがあります。

それは、スタッフ一人ひとりの救命センターの看護師としての意識、アセスメント力、学習意欲の高さ、教育システムやフォロー体制などが整っていることです。

魚沼地域に初めての救命センターとして、地域の方々に必要としていただき、「この病院が出来てよかった」と思ってもらえるよう、これまで、山口センター長、前任師長と共に作り上げてきたものを実感しました。

そして、身の引き締まる思いでいっぱいになりました。

肩肘を張らず、スタッフとともに前向きに頑張っていこうと思います。

転入者は、重症集中治療認定看護師より、様々な講義をしてもらっています。

参加者からは、「こんなにきちんと、教えてもらうことがこれまではなかったかも…」

「丁寧に教えてもらって本当にありがたい。頑張って勉強しないと…」といった声が聴かれます。

転入者のみんな、精神的負担も大きいとは思いますが、意欲的に学習している様子が伺え、安心しています。

 

さあ、平成30年度始動!部署としての課題もたくさんありますが、チーム一丸となり進んでいきたいと思います。

救命センター看護師長 今井直美

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同期3人での最終シミュレーション研修

こんにちは!救命救急センター2年目看護師桑原です。

先日、2年目の急変シミュレーション研修が行われました。

今年度最後の研修ということもあり、2年目一同張り切って研修に挑みました!

今回の急変シミュレーション研修は3回目ということで、今まで行ってきた1回目、2回目の研修を振り返り、今日の研修ではどの様に行動するのか確認してから研修開始です。

幸運なことに、トップバッターは私桑原が担当となりました。

ハラハラドキドキとしながらアラームの鳴る部屋へ・・・結果は、頭が真っ白になるほど緊張しましたが、良い点・悪かった点を改めて確認することができました。

今回の研修は、2年目看護師3人で受け持ち役と、後から駆け付けるスタッフ役(後にDC・救急カート持ってくる人、ドクターコールする人に分かれます)をローテーションしながら急変対応を行い、3回目の時には慌てることなく落ち着いて対応ができていました。

しかし、実際の急変には練習はありません。

少しでも対応が遅れると、大切な患者さんの命を奪い取ってしまいます。

急変はいつ、誰に起きるかわかりません。状態が不安定な患者さんだけでなく、安定している患者さんにも起こりうることです。

それが“急変”なのです。

「今日は落ち着いているね。」と、気持ちを緩めるのではなく、いつ急変となっても即行動できるよう、緊張感を常に持っていかなければいけません。

私も“まだ”なのか“もう”なのかわかりませんが、3年目になろうとしています。

「研修が終わった。ああ、よかった。」と思うのでなく、「1秒後に急変が起きるかもしれない。そうなったら自分に何ができるのか。リーダーの指示を待っているだけじゃいけない。

自ら足を動かし、声を出し、あの緊張感溢れている空間に飛び込まなくちゃいけないんだ。」という緊張感を持って、患者さんに接していきたいと思います。

現在、救命救急センターには、2年目看護師が私含め3人います。

私以外の2人は男性で、とても頼もしい仲間です。

しかし1年目の時は、部署内の同期が男性しかおらず、なかなか会話に入れなかったりして「やだなぁ。寂しいなぁ。」と思うことが多々ありました。

悩み事もなかなか相談できず溜め込んでいました。

特に救命救急センターは、多くの医療機器を用いて患者さんの全身管理を行っているため、看護学生時代に見ることのなかった現場に恐怖感を抱き、患者さんに触れることすらできませんでした。

しかし、その思いを抱いているのは私だけでなく、他の同期2人も同じ思いをしているのだと知った瞬間、「私1人だけじゃないんだ。」と気付き、私の中で“ただの同期”から“一緒に戦う仲間”に変わりました。

最初は距離感を感じていた私達でしたが、今では一緒にご飯を食べに行くほど仲良くなり、かけがえのない仲間となりました。

この3人だったからこそ、2年間救命救急センターで働くことができたんだと思います。

いつかは離れ離れになりますが、3人で乗り越えた日々はきっと忘れません。

本当にありがとう!そしてこれからもよろしくお願いします。