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魚沼基幹病院 救命救急・外傷センター
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救命センタースタッフが不定期、順不同で書き綴ります。

7月15日(土) 当院主催ICLSを開催

こんにちは、救命センター霜垣です。

7月15日(土)に当院主催のICLSコースを開催しました。

昨年度より開始され、今回で3回目になります。

 

今回は当院東7階にある共育トレーニングセンターを会場に行いました。

トレーニングセンターってどんな風に使っているの?

と思う方に、ICLSの様子を含め少しお伝えさせてもらいます。

 

今年度に入ってから準備を進め、

共育トレーニングセンターとして使用出来るようになりました。

各種シミュレーターを使い、いつでも演習が行えます。

 

本来使用可能な病棟を使っていますので、

個室から大部屋と演習項目に合わせ効果的に使用できます。

今回のICLSの様子です。

 

今回は院外スタッフの募集も行い、

県立松代病院と消防の方からも参加いただきました。

コースディレクターの救命救急センター長の山口征吾医師より講義があり、

皆さん真剣に取り組まれていました。

ほんの少しですが、
共育トレーニングセンターの様子をお伝えしました。
是非魚沼地域の病院様より活用いただければ嬉しいです。

 

ICLSに関しては次回9月頃に開催する予定です。
参加費無料です!
皆さんお声かけの上、ご参加ください。

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業務ワーキングのご紹介

業務ワーキングは

PNS看護体制、各種マニュアルの整備、SPD物品の管理をはじめとして、

要は病棟内の何でも屋的立ち位置で動いております。

 

開院当初は救命センターも大きな混乱期にあり、

スタッフにも大きな負担がかかっていた部分がありました。

 

この6月で3年目を迎えるにあたり、少しでもスタッフが働きやすく、

そしてそのbenefitが患者様、ご家族に還元されるよう、

病棟内の「無駄・無理・無茶」をなくすべく活動しています。

 

平和を愛するメンバーが集まっていますが、

今年1年はぜひ小姑的視点を随所に発揮して(笑)、

業務改善にまい進してもらいたいと思っています。

 

Team Leader: K

 

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日本DMAT隊員養成研修に参加してきました!

看護師の入田です。

6月8~10日の3日間、

大阪で行われた日本DMAT隊員養成研修に参加してきました。

 

私にとって、

日本DMAT隊員になることはずーっと待ち望んでいたことだったので、

わくわくどきどきでした。

 

3日間は休憩時間もほとんどないくらい時間びっしりの研修でしたが、

緊張感であっという間に時間が過ぎていきました。

研修の中には

広域医療搬送・トリアージ・EMIS(被災状況やDMAT活動状況をPCで入力するもの)・トランシーバー

などがありました。

 

 

新潟DMATメンバーにも恵まれ、

とても充実した時間を過ごすことができました。

無事、日本DMAT隊員にもなることができました!

 

 

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2017 救命センターは変わる!

看護師の入田です。

 

2017年度、救命センターは

「魚沼の方々のために、どこよりも魅力的な救命センター」を目指して

大きく変わります。

 

開院してからの2年間、

必死で目の前の患者さんのためにみんなで乗り越えてきました。

そして3年目となる今年度。

この2年間の反省点を踏まえ、体制を大きく変えることになりました。

 

その内容の1つに、クリティカルケア看護の特殊性を踏まえたチーム編成があります。

BSC(数値化)を意識した目標を掲げ、

月1回のリーダー会で進捗状況を確認し目標達成を目指します。

 

このブログを通じて、

各チームがどんなことを目標に活動を行っているのか

紹介していこうと思います。

 

魚沼地域の住民の方々には

「へ~、この病院ができて良かった、こんな病院ならもしもの時も安心だ!」

看護師には

「えー、この病院なら私の理想の看護ができるのかも♡」

と思ってもらえるようになりたいです。

 

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忘れてはならない魚沼地域の災害 浅草岳雪崩事故

2000年6月18日午前8時25分ころ

新潟県旧入広瀬村の福島県境に位置する浅草岳北西側斜面において

山菜取りの遭難者の救助作業中に雪崩が発生し、

捜索救助活動に当たっていた4名が犠牲になった。

 

この事故を知らない方も多いと考え、事故の概要をまとめてみた。

 

事故は前日の6月17日に

浅草岳に山菜取りに出かけた男性が帰宅しないことから始まる。

6月18日午前6時ころから警察官、消防署職員らを中心に編成された

総員27名の捜索隊が、活動を開始した。

 

午前8時ころ遭難した男性が遺体で発見された。

現場は急斜面であって、遺体の収容作業は陸路では困難とのことから、

県警ヘリの出動が要請された。

 

浅草岳の事故現場は標高1200mの北西側斜面の雪渓上で、

例年に比べて残雪が多く、また前日までの降雨と気温上昇により

雪崩が発生しやすい状況にあった。

 

地元の山岳遭難防止対策協議会副会長であった浅井乙一さん(当時73歳)は

最も周辺の山を知る男として、捜索隊に参加していた。

 

県警ヘリが遺体収容のため上空でホバリングを開始したが、

雪崩の危険があることから浅井さんが、

現場上方で見張り役として活動していた。

 

すると突然雪崩が始まり、これを察知した浅井さんが、

大声を出しながら他の捜索隊員に危険を知らせるために

隊員のもとへ走った。

 

雪崩は想像をはるかに超える大きなもので、

推定で32m3  21tと記録上最大規模のブロック雪崩であった。

雪崩は幅を広げながら下方へ、とてつもないスピードで駆け下った。

 

浅井さん自身も雪塊の直撃を受け死亡。

小出警察署警部補 佐野弘晃さん、同 大平義則さん、

小出郷消防署消防指令長 磯部三郎さんの3名も帰らぬ人となった。

 

余談ではあるが、現在、磯部三郎さんの次男は

現魚沼市消防本部で父の遺志を継いで活躍中である。

 

ブロック雪崩は崩落した雪塊がブロック状態を保って駆け下るもので、

一般には馴染みがない。

残雪が崩落しないまま、融雪やスベリのため急斜面直上でオーバーハングの状態になると、

ついにはブロック雪崩が発生する。

これが起きやすい斜面というのがあるという。

 

5月以降の登山と山菜採りがブロック雪崩に巻き込まれることが多い。

谷川岳では春から夏にかけて多く、登山禁止期間などを設け、

事故防止につながっているという。

 

1985年に富山県でおきたブロック雪崩も、この事故と似ている。

山菜取り遭難者の遺体を搬送中に、警察官2名が雪塊に巻き込まれ

死傷している。

 

大きな教訓を残した痛ましい事故であった。

このような事故を2度と起こしてはならない。

 

救命センター医師 山口

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初めまして、家族看護班です。

救命センターの看護師0です。

魚沼基幹病院も6月で3年目がスタートしました。

今年の救命センターは、スタッフが9班に分かれて、班活動を行っています。

 

その1つ、家族看護班について紹介します。

突然の事故や病気により、救命センターに入院することになった患者さんと、そのご家族。

ご家族は、患者さんの容態を心配し、不安や混乱の中におかれ、家族全体が危機的状況に陥ることは少なくありません。

 

「患者さんを支えるご家族こそ、援助を必要としている。」

3年目の救命センターでは、ご家族も大切にしたい。そんな想いで取り組んでいます。

今年の目標は、家族看護の知識をつける・ご家族の休める環境をつくる・入院時の案内を親切に。

 

今回のブログでは、入院した救命センターってどんな所にあるの?を解決!!

面会に来られた際に、どのエレベーターを使ったらいいの?

場所が分かりにくいという声が聞かれることがあります。

 

普段は見慣れない救命センターの場所をご案内します。

病院見学に来られた方も、来られていない方も、現在の救命センターはこんな雰囲気です。

 

まず、救命救急・外傷センターは、1階部分が救急外来になっており、3階に集中治療室があります。

入院される患者は、3階に移動します。

 

面会の方は、中央エレベーターを3階で降りて、リハビリ室を横目に。

右手側にある自動扉を開けて、手術室前の廊下を進むと、目指すは33。

救命センター入り口は、インターホンでの管理になっています。

 

面会に来られたご家族の方は、家族控室をご利用ください。

今年からTV・雑誌を準備しました。

 

遠方から来られる方や、車などの交通手段が無い方も多いので、交通案内もございます。

ご家族の休める環境を作りたいです。

もっと良くしてほしい所あると思います。

ぜひご家族のご意見をお聞かせください。

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第8回南魚沼グルメマラソン “絶好のランニング日和”

みなさん、救命センター医師の山口です。

 

2017年6月11日に第8回南魚沼グルメマラソンが浦佐で開催されました。

会場の八色の森公園にはたくさんの有名店が出店し、

走った後はおいしいコシヒカリと料理を食べられます。

 

このマラソン大会は参加者5,000人超の超人気大会です。

ところが実際は、その“グルメ”の名前が醸し出す優雅な雰囲気を瞬殺してしまう、

暑さが厳しい過酷なレースでもあります。

暑くなり始めたばかりの時期で、体がまだ順応できていないためです。

 

私たち救命センターでは、

第6回大会から救護所のお手伝いをさせていただいています。

第7回大会は30℃を超す猛暑の中でのレースで、多数の熱中症患者さんが出ました。

救護所はもちろん、当院の救急外来もあふれる患者さんで、

手を休める暇もないほどの忙しさでした。

 

大会関係者のご尽力で、

今大会からスタート時刻の繰り上げや関門を増やすなどの対応策がとられました。

私たちも救護所、救急外来ともに昨年度を上回るスタッフを配置し、万全の体制を敷きました。

 

今大会の当日朝を迎えました。

空は晴れていましたが、涼しく、爽やかな風が吹いていました。

最高気温は23℃で昨年度とは大違いの“絶好のランニング日和”です。

 

午前11:30ころに患者さんの来院ピークが来ると予想していましたが、

救急車が来る気配もありません。

結果、救護所にも救急外来にも点滴を必要とする熱中症の患者さんはゼロでした。

 

関係者のみなさま、おつかれさまでした。

来年も涼しい日でありますように。

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スタッフ向け 気管チューブ:スパイラルチューブについて

みなさん、こんにちは。

救命センター医師の山口です。

今回はスタッフ向けの内容です。

 

気管チューブについてです。

気管チューブは麻酔や集中治療で人工呼吸を必要とする患者さんの口から喉の奥、

気管に挿入し、人工呼吸器から酸素などを送り込むとても大切なチューブです。

 

この気管チューブですが、いろいろな種類があります。

その中のスパイラルチューブについて説明します。

 

通常の気管チューブはやわらかいチューブですが、

この中に細い金属のワイヤーをらせん状に入れたものがスパイラルチューブです。

そのため曲げを強くしても閉塞(キンクkink)することがありません。

 

このため、腹臥位(腹ばい)で行なわれる手術で使用されることが多いです。

腹臥位手術は気管チューブの屈曲が強くなりがちなためです。

 

このスパイラルチューブですが、最大の欠点があります。

それは一度咬まれてしまうとチューブが潰れて、その形のままとなり、

復元することができない点です。

 

口の中に入っているチューブなので、咬まれる可能性があります。

大きく潰れた場合には酸素が流れなくなってしまいます。

大変危険な状態になります。

 

このチューブは指で押してもかなり固く、変形することはほとんどありません。

指で潰すことができた方はかなりの怪力の持ち主です。

ただ一般の方でも咬む力は大変強いので、容易に潰れてしまいます。

 

写真は私たちの救命センタースタッフが咬んだものです。

 

少し恥じらいがあったのかあまり大きな変形にはなっていませんが、

これを指で元の形に戻そうとしても戻りません。

 

通常の気管チューブは咬むと穴が開いたりはしますが、

潰れたままの状態になることは稀です。

ある程度復元してきます。

 

歯がまったくない患者さん、

筋弛緩薬が処方されその効果のある患者さんでは咬むことはできません。

 

歯がある患者さんで筋弛緩薬の効果が切れてくると

チューブを潰すことくらいは簡単です。

 

これを防ぐためバイトブロックという硬い器具をはさんで、

気管チューブを咬めないようにしています。

バイトブロックについては次回に説明したいと思います。

つづく

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便利な救急アプリ(Q助)誕生 緊急対応の要否を確認できます!

みなさん、救命センター医師の山口です。

 

この度、消防庁から救急スマートホン無料アプリがリリースされました。

アプリ名は「Q助(きゅーすけ)」です。

新潟の新しい米も「新之助(しんのすけ)」、

わたしの実家の屋号も「徳之助(とくのすけ)」です。

 

夜間の子どもの発熱、休日のぎっくり腰、頭痛など

早く診てもらった方がいいのか悩むことはありませんか?

 

このアプリではいろいろな症状に対して緊急度が確認できます。

はい、いいえで症状を選んでいくと

「夜間でしたら翌日の診察でもかまいません。」

「今すぐ救急車を呼びましょう」などの答えを返してくれます。

 

専門家が作成していますので、非常に精度が高く役に立つと思います。

ぜひ、インストールしてみてください。

 

消防庁がこのようなアプリを作成し、

わたしがこのアプリを宣伝するのにはわけがあります。

実は、救急車を使用される方や救急外来を受診される方が

軽症である割合が高いのです。

 

軽症の方の救急外来受診を減らしたいと思っています。

決して、意地悪な考えからではありません。

どうも重症の方は救急外来が混雑しているときにやってくる傾向があります。

軽症のほとんどの方は「自分はきっと大変な病気だ」と思って

来院されているのだと思います。

 

受診の前にこのアプリを使って自分の緊急度を調べてみてください。

きっと安心することも多いと思います。

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システムバージョンアップ作業と救命センター

救命センター医師の山口です。

 

去る5月某日曜日、電子カルテのバージョンアップ作業が行われました。

救急外来に支障を来さないように、

患者さんが少なくなる深夜の2時~4時までの間に作業を完了する計画でした。

 

バージョンアップ作業中は電子カルテが使用できなくなりますので、

この間は紙を使用した昔ながらの検査オーダーで対応していました。

 

ところが、電子カルテにトラブルが発生し、

朝になっても電子カルテが使用できない状況でした。

作業担当関係者は、不眠不休で頑張っていましたが、しばらく時間がかかりそうでした。

 

 

午前8:30になり、朝の業務が始まりました。

救急外来にも受診の方が集まって来ていました。

そこに県消防防災ヘリからも山岳救助の患者搬送の連絡が来ました。

 

困ったことになったなあと思いましたが、

紙による検査オーダーや処方箋、カルテなどでなんとか対応し、

乗り切ることができました。

 

それも各部署が非常によく協力してくれたおかげと思います。

最大限の力を発揮しました。

よい災害訓練にもなりました。

 

昼頃には電子カルテが一部の機能を残して無事に復旧しました。

一部の外来患者さんにはご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。

また院内の関係者の皆さん、お疲れさまでした。

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