病理診断科

診療日なし

内視鏡や外科手術などの生検組織や切除検体について、各種染色標本などを検鏡して病理診断を行います。すなわち病理診断科は、患者さんの診断の確認や治療選択の検討に役立つ診療部門です。また、病理解剖で、疾患の成り立ちや拡がりに関する検索や死因の検討などを行って、医療評価に役立てます。

 

疾患名 内容
腫瘍性疾患 非腫瘍性か腫瘍性病変か、後者では良性腫瘍から“がん”など悪性新生物およびその境界病変について、その組織型や進展度および腫瘍発生の背景などを含めた病理診断を行います。また併せて、今後の治療戦略に必要な病理検査項目についての検索を行います。
炎症性疾患 各組織での特有な炎症所見を観察し、病原および病態との関連やその治療法に関する診断を行います。
代謝性疾患 各種の蓄積症や代謝障害の病変について診断します。
循環器疾患 各組織での循環障害の病変(虚血性腸疾患や心筋梗塞など)について診断します。
遺伝子・染色体異常 各種腫瘍や疾病の発生に関連する遺伝子変異や染色体異常を把握し、診断および治療に役立てます。

 

長谷川 剛

新潟大学地域医療教育センター 特任教授 病理診断科部長 医療技術部長

令和3年度(2021.4~2022.3)

 

研究費(科学研究費)

 

長谷川剛:分担 基盤研究費(C)20K09860 2020~2022年度

抗ストレス薬は糖尿病患者の創傷治癒を促進するか?

 

※過去の研究業績集はこちら

Annals of UKB(業績集)

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