
勝又 稔
臨床工学技士
臨床工学部門は、医療機器のスペシャリストとして医師の指示のもと、さまざまな医療機器の保守点検・管理・操作等を行っています。
ME センターでは輸液ポンプ、シリンジポンプ、経腸栄養ポンプ、人工呼吸器、生体情報モニタなど院内共用で使用するさまざま医療機器を中央管理化し、使用後点検・定期点検を行い、安全に使用できるよう管理をしています。
臨床においては、生命維持管理装置と言われている人間の肺や心臓、腎臓等を代行する人工呼吸器、人工心肺装置、血液浄化装置の点検、操作を行い、多職種と連携して安全な医療を行います。
魚沼地域の医療再編により地域完結型の医療を提供することが可能となりました。当院の役割である三次救急・高度医療を行うにあたり、今の医療には医療機器は必要不可欠です。高度な医療機器が増え、今後臨床工学部門が担う役割が大きくなることは間違いありません。
スタッフ一同、地域の皆様に安心して診療を受けてもらうことができるよう、医療機器を介して貢献いたします。
安全・安心な医療のための臨床工学技術の提供と医療機器を通して心の通う医療を提供します。
部門方針
- 最新の知識・情報を発信し、高度先進医療へ貢献します。
- 医療機器に対して、安全・安心かつ効率的な質の高い運用をおこないます。
- 相手の立場を理解し、他部門と連携・協働します。
部門体制(予定)

臨床工学技士/10名
緊急時の体制は院外拘束者1名にて対応
教育目標
- 魚沼住民、医療スタッフから信頼される人材の育成。
- 専門職として個々の目標設定ができ、常に向上心がある人材の育成。
教育方針ー使用しない
令和元年度(2019.4~2020.3)
論文(総説)
配野治、遠藤義幸、田辺克也、児玉圭太、斉藤司.
安全な操作のために<12> 「体外循環に用いられる抗凝固薬」
第26回日本体外循環技術医学会関東甲信越地方会大会抄録集 63-66, 2019.
配野治、遠藤義幸、田辺克也、児玉圭太、斉藤司.
安全な操作のために<13> 「体外循環中の体温管理について」
2019年度JaSECT関東甲信越地方会ニュース 17-18, 2019.
学会・研究会・講演会
山田竜、勝又稔、遠藤義幸ほか.
当院における医療機器管理システムMARISの導入.
第29回日本臨床工学会(口演)
(盛岡, 2019年5月19日)
遠藤義幸、小嶋絹子、鈴木博ほか.
小児用ネーザルハイフローシステムを使用して在宅管理に移行した一例.
第41回日本呼吸療法医学会学術集会(口演)
(大阪, 2019年8月4日)
遠藤義幸、勝又稔、渡部達範ほか.
大容量サーバー保存式手術映像システムにおける過剰録画の検討.
第41回日本手術医学会総会(口演)
(東京, 2019年9月29日)
過去の研究・業績集はこちらをご覧ください。