ごあいさつ
リハビリテーション技術科長
飯塚 眞由美
(いいづか まゆみ)
当院は魚沼地域の急性期リハビリテーション(以下リハビリ)を担っています。
開院時のスタッフ数は、理学療法士7名、作業療法士3名の10名でしたが、令和5年4月現在、理学療法士16名、作業療法士9名、言語聴覚士4名、受付事務1名の計30名となり、日々、入院及び外来患者さんにリハビリを提供しています。
発症直後、手術直後から、十分なリスク管理のもと、積極的なアプローチを行っております。脳疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患だけでなく、心臓疾患のリハビリにも力を入れています。また各診療科カンファレンスにも参加し、多職種が連携するチーム医療に貢献しています。
令和4年度に常勤のリハビリ医師が着任したことで、継続的なリハビリの提供や、転院や在宅生活に向けたアプローチをより効果的に行えるようになりました。
これからも地域の病院や診療所と連携して、魚沼地域の皆様に信頼されるリハビリテーション技術科となれるよう、スタッフ一同邁進してまいります。
リハビリテーション技術科は理学療法部門、作業療法部門、言語聴覚部門の3部門で構成されています。各科の医師がリハビリを必要と判断した場合、処方箋が出され、リハビリが早期に開始されます。リハビリは、受け持ち担当制で行います。
各部門では朝と昼1日2回ミーティングを行い、情報共有を積極的に行っています。また、技術や知識の向上を図るべく、勉強会を開催するほか、学会発表、研究論文の発表等教育の観点からの取り組みにも力を入れています。
部門紹介
理学療法士(PT) | 16 | 名 |
作業療法士(OT) | 9 | 名 |
言語聴覚士(ST) | 3 | 名 |
受付事務 | 1 | 名 |
当院では地域救命救急センターに専任のリハビリテーション(以下リハビリ)スタッフを配置することで、より早い段階でのリハビリ介入を可能とし、患者さんの機能回復に努めています。
脳卒中領域においても、早期から長下肢装具等を積極的に用いたリハビリを提供しています。
また、魚沼医療圏唯一の心臓・腎臓リハビリ実施施設であり、地域の医療機関と連携し二次予防のリハビリも行っています。
慢性疾患や人工関節、スポーツ障害、多発外傷等の幅広い分野でのリハビリを行っています。
また、当地域では、冬季はウインタースポーツによる怪我、夏季はレジャー関連での怪我が多いことが特徴です。整形外科疾患により生じた筋力低下や関節可動域制限の改善を図るために、手術後早期からリハビリを開始します。立ち上がり、歩行、階段昇降などの日常生活動作の回復の他、職場復帰やスポーツ活動復帰を目指したリハビリも行っています。
入院や手術をされた患者さんに対して、早期にリハビリを開始することで、不動(動かないこと)により生じる筋力低下をはじめとした身体機能の低下、記憶力や注意力等の認知機能の低下の予防に努めています。また、食事やトイレ、入浴といった生活動作の訓練や手段的生活動作(調理、掃除、洗濯など)の訓練、復職・復学の支援等も行っており、その人らしい生活を再獲得するための訓練及び支援を行っています。
脳卒中等による失語症や構音障害などのコミュニケーション障害および高次脳機能障害の患者さんに対して、適切な評価を行い、急性期の段階から支援・訓練を実施します。また、摂食・嚥下障害の患者さんに対して、嚥下内視鏡検査(VE)・嚥下造影検査(VF)を年間100件程度行っており、食事形態の調整および機能改善のための訓練を提供しています。
循環 | 1 | 名 |
呼吸 | 1 | 名 |
運動器 | 2 | 名 |
代謝 | 1 | 名 |
脳卒中 | 3 | 名 |
PT | 3 | 名 |
OT | 2 | 名 |
PT | 8 | 名 |
OT | 3 | 名 |
ST | 2 | 名 |
お知らせ
当院では適時、リハビリテーションスタッフを募集しております。
詳しい募集状況については下記の採用情報ページをご確認下さい。
https://www.uonuma-kikan-hospital.jp/recruit/recruit-list