医療機関の方へ
当科は、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、角結膜疾患など幅広い眼科疾患に対応しています。特に網膜硝子体手術に力を入れており、最新の医療機器と技術を駆使して専門的治療を提供しています。糖尿病網膜症など全身疾患に関連する眼疾患にも内科と密に連携し、患者さん一人ひとりに合わせた包括的な診療を心がけています。視機能を守るため、早期発見と治療を最優先としています。
急な視力低下は、網膜剥離、黄斑円孔、網膜静脈閉塞、動脈閉塞など、失明リスクの高い疾患の初発症状であることがあります。視野の欠損、飛蚊症の急激な増加、光視症、ゆがみなどの症状も見逃せません。特に高齢者や糖尿病患者では重篤な病態が潜んでいることが多く、早期の診断と治療が視力予後を左右します。受診時に異常が見当たらなくても、慎重な経過観察や精密検査が必要です。少しでも懸念があれば、早めのご紹介をお願いします。