医療機関の方へ

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当院には高精度の放射線治療機器が導入されており、前立腺・乳房・肺・頭頚部・食道・肝臓のがん、転移性骨腫瘍、出血を伴う消化管がんなど、多くのがんに対する根治照射や緩和照射を行っています。転移性脳腫瘍や孤立性の肺がんなどには、ピンポイント治療である定位放射線治療も行っています。また、動体追跡システムが導入されており、呼吸性の移動があるがんに対しても、高精度で安全性の高い治療を提供しています。

注意喚起したい症状等

近年、放射線治療の適応は広がっています。技術の進歩や高精度化により、有害事象も以前より減少しています。そのため、80歳以上の方に対する治療も一般的になり、超高齢者が、緩和照射のみでなく根治照射を受けることも珍しくありません。症例ごとに、体の負担を抑えるための調整を加えることもあります。放射線治療は難しいだろうとすぐに判断せずに、がんであれば、その適応も積極的にご検討ください。

連携先の医療機関の方へ

  • 放射線治療を受けるためには、仰臥位で一定時間静止できることが必要です。
  • 放射線治療の回数は同じ疾患であっても状況によって変わります。
  • 放射線治療目的で当院へご紹介いただく場合、疾患に関する当該科(肺がんであれば呼吸器内科など)に対し、患者サポートセンターを介してご紹介いただけますようお願いいたします。

こんな症状は当院へご相談ください

  • がんが原因の疼痛や持続する出血
  • 患者さんが、手術や抗癌剤の治療を拒否している
  • 患者さんが、手術以外の選択肢として、放射線治療に興味を持っている

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