医療機関の方へ

医療機関の方へ

肺を主体に、気管や縦隔、胸壁、横隔膜に関する外科的治療をおこなっています。経験豊富な専門医が常勤しておりますので当科では他の地域への紹介が必要になることはほとんどありません。手術だけではなく、体外循環を必要とするような気道狭窄や気道異物にも対応可能です。毎週検討会をおこない治療方針の決定がなされます。患者さんは呼吸器内科と同じ病棟に入院しますので、内科的治療とのスムーズな連携がなされています。

注意喚起したい症状等

当科は肺癌や縦隔腫瘍の手術だけはなく、膿胸や気胸の治療も内科と連携して担当します。軽い感冒症状だった患者さんが急に呼吸状態が悪化することがありますが、そのような時は胸膜炎・膿胸になり胸水が急激に増加している可能性もあります。早急なドレナージ治療が必要ですので、いつでもご連絡をお願いします。手術介入した方が早く改善することも多いです。胸腔ドレーン挿入は危険をともなうことがありますのでお気軽にご相談下さい。

連携先の医療機関の方へ

  • 胸腔ドレナージなどの治療介入が必要か悩む場合はいつでもご連絡ください。
  • 紹介先が呼吸器内科か呼吸器外科かで迷った場合は患者サポートセンターへご相談ください。
  • 気管支形成術や他臓器合併切除などの難しい手術も数多くおこなっています。
  • 肺癌に対する複雑区域切除も低侵襲手術が可能です。
  • 超高齢者であっても縮小手術をおこなうことによって早期退院が可能です。

こんな症状は当院へご相談ください

  • 比較的早期の肺癌が強く疑われる。
  • 縦隔に腫瘍の存在が疑われる。
  • 胸痛や呼吸困難などで撮影された胸部レントゲンで肺が縮んでいる。
  • 胸水の貯留と感染徴候が認められる。
  • 気道内に腫瘍や異物の存在が疑われる。

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