医療機関の方へ
2024年度から常勤医6人体制になり、定期(月水金)の複数手術や非定期(火木)の臨時手術を組めるようになりました。入院診療は開院時よりチーム制としており、チーム全員で全ての患者さんの状態を把握するようにしています。最近の傾向である「手術をしない治療」も患者さんと相談しながら取り入れています。手術となった場合も、腹腔鏡や蛍光ガイドを駆使して、できるだけ低侵襲手術を選択するようにしています。
大腸癌は早期の段階では症状が出にくいことが特徴の一つですが、進行大腸癌の手術患者さんの病歴を振り返ってみると、実は便秘や軽度貧血などの症状があったというケースが少なくありません。通院中の患者さんにこのような症状がある場合、下剤や鉄剤で済ませず、スクリーニングとして便潜血検査を行うことで、消化管病変を早期に発見できる可能性がありますので、是非おすすめいたします。