医療機関の方へ

医療機関の方へ

2024年度から常勤医6人体制になり、定期(月水金)の複数手術や非定期(火木)の臨時手術を組めるようになりました。入院診療は開院時よりチーム制としており、チーム全員で全ての患者さんの状態を把握するようにしています。最近の傾向である「手術をしない治療」も患者さんと相談しながら取り入れています。手術となった場合も、腹腔鏡や蛍光ガイドを駆使して、できるだけ低侵襲手術を選択するようにしています。

注意喚起したい症状等

大腸癌は早期の段階では症状が出にくいことが特徴の一つですが、進行大腸癌の手術患者さんの病歴を振り返ってみると、実は便秘や軽度貧血などの症状があったというケースが少なくありません。通院中の患者さんにこのような症状がある場合、下剤や鉄剤で済ませず、スクリーニングとして便潜血検査を行うことで、消化管病変を早期に発見できる可能性がありますので、是非おすすめいたします。

連携先の医療機関の方へ

  • 外来診療の円滑な運営のため、当科で治療後に状態の安定した患者さんを、紹介元や自宅近くの医療機関にご紹介しています。
  • がんの術後フォローアップが終了した患者さんの場合、残存臓器や他臓器の異時性多発がんの早期発見のため、内視鏡検査などの経過観察をお願いすることがあります。

こんな症状は当院へご相談ください

  • 鼠径部の膨隆・疼痛(特に膨隆したままで強い疼痛を伴う場合)
  • 下血(症状から肛門疾患が疑われる場合)
  • 嘔気・嘔吐・腹痛・腹部膨満・排便や排ガスの停止(腹部手術歴があれば腸閉塞を疑う)
  • 突然発症の激烈な腹痛(消化管穿孔など外科的介入が必要な場合が多い)

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