医療機関の方へ

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手術においては、腹腔鏡下前立腺全摘除術をはじめ、新潟大学を含め県内の他の施設では行っていない腹腔鏡下膀胱全摘除術、腹腔鏡下腎尿管全摘除術、腹腔鏡下腎部分切除術などを積極的に行っています。尿路変向では自然排尿型代用膀胱造設術を積極的に行い、ストーマのない尿路変向で患者さんの生活の質の維持に努めています。このような手術療法に放射線療法、新規の抗がん剤、免疫療法剤を取り入れて集学的な治療を行っています。

注意喚起したい症状等

排尿困難、頻尿の患者さんの常日頃の診療に感謝いたします。頻尿の患者さん、特に男性患者さんに頻尿改善剤をご処方されますと、中には残尿量が増加し、症状の増悪、さらには尿閉状態になる患者さんがおられますので、頻尿の患者さんには頻尿改善剤のご処方前に残尿チェックをお願いします。残尿測定は病名に過活動膀胱をつければ診療報酬請求上の問題はありません。

連携先の医療機関の方へ

  • 前立腺肥大症などの排尿障害の患者さんの対応についてお願いすることがあります。
  • α1遮断剤等で排尿状態がようやく改善している患者さんも多く、ご本人の訴えで頻尿改善剤をご処方されますと症状が増悪することがあります。
  • 頻尿改善剤投与前に残尿チェックをお願いします。

こんな症状は当院へご相談ください

  • 血尿(特に肉眼的血尿は重大な泌尿器科疾患が隠されていることが多いです。)
  • PSA高値
  • 頻尿
  • 排尿困難
  • 尿路結石とそれに伴う症状

※上記のような症状は遠慮なくご紹介ください。

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