医療機関の方へ
当院は日本産科婦人科学会専門研修プログラムの基幹施設であり、日本産科婦人科学会指導医、日本婦人科腫瘍学会指導医、日本産科婦人科内視鏡学会認定腹腔鏡技術認定医を含む7名体制で診療をしています。3D内視鏡システムを用いて、子宮筋腫・卵巣腫瘍などの婦人科良性疾患および子宮体がんなどに対して、年間約170件の腹腔鏡下手術を積極的に行っています。また、年間約50件の婦人科悪性腫瘍手術を行っています。
下腹部膨満感を認めても、「少し太ったかな?」と思い様子をみている患者さんがいます。受診した際には、すでに多量の腹水が貯留している場合があります。卵巣腫瘍を認めれば、卵巣がんを疑うと思いますが、卵巣が正常大の場合、鑑別診断に迷うことが多いと思います。腹膜がん・卵管がんの可能性もありますので、当科へのご紹介をお願いいたします。